小学生がカフェで勉強?迷惑をかけないためのマナーリスト
スポンサーリンク

小学生がカフェで勉強するのは迷惑になるだろうというイメージがありますよね。

小学生=うるさい、カフェ=ゆっくりするところと考えている人が多いので小学生がカフェで勉強するのは迷惑だと感じる人も。

カフェに小学生がいるだけでも違和感がある、勉強するなんてもってのほかと思っている人も少なくありません。

でも、小学生も迷惑をかけないできちんとマナーを守って勉強すれば問題はないと思います。

うちも含め、わたしの周りのママたちもきちんとマナーを守りカフェで小学生を勉強させているんです。

むしろ、他の人の方が迷惑をかけているのでは?と子供が指摘するくらい周囲に気を使いルールを守って勉強しています。

カフェで小学生を勉強させたいと思っている親御さんは以下の注意点をしっかり守れば、周囲の人も快適に過ごせますよ。

この記事は小学校6年生男子、4年生女子を持つわたしが経験を元に書いています。

 

カフェで小学生が勉強すると迷惑に感じる点

「子供がカフェにいること自体違和感がある」と思っている大人は少なくありません。

小学生が来たら騒ぐんだろうと思っちゃうのもわかります。

これは親が前もってルールを話しておかないのが大問題なんです。

親が子供にカフェで勉強するときのルールを話さないと以下のような問題が起きるので注意しましょう。

①子供は声のトーンが大きい

子供は元気に大きな声を出して遊ぶことが多いですが、カフェでも同じように大きな声で話す可能性があります。

カフェに入る前に言っておかないと声のトーンが大きくなりがちです。

小学生の3~4年生あたりまでは前もって話しておかないと結構大きな声を出してしまいます。

またわたしが実際に見たことがあるのですが、空いている空間をグルグル移動して他の人の席に行ったり大きな声を出している子も見かけました。

「はっきり言って迷惑!」と顔に出している人もいましたね、結構な人数が。

こういう小学生の親は注意しないんですよね。

カフェにはゆったりした空間を楽しみに来ている人・お友達とおしゃべりするためにきている人・資格試験の勉強にきている人とさまざまです。

おしゃべりにきている人はそれほど気にならないかもしれませんが、ゆったりした空間を楽しみたい・勉強にきている人からしたら迷惑ですよね。

お互いに嫌な思いをしないために子供の声のトーンは下げるように言い聞かせておかないといけません。

これができなければ、まだカフェで勉強するのは早いです。

②カフェで勉強を教えている人がいてうるさい

わたしも見たことがあるのですが、カフェで何やら勉強を教えている方もいるんですよね。

確かにおしゃべりにきている人もいるので良いとは思うのですが、小学生が相手で特に英会話なんかだと結構声が大きくなるんです!

ぶっちゃけ、これは大人でもちょっとうるさいかもと思うことがあるのに子供がやったらさらに響くと思いませんか?

家庭教師的なことや親が勉強を教えなくてはいけないものをカフェでやるのは、うるさいと感じる人は少なくないです。

実際に小学生の子供を連れていっているわたしでさえ思ったことがありますから。

最低限のルールは守って皆さんに迷惑にならないよう使いたいものですね。

③共用テーブルをひとりでたくさん使う子がいる

ときどき見かけますが、共用で使う横長のテーブルをひとりでドーン!と2~3人分使っている子供がいるんですよね。

「これって普通に考えてどうなの?」と思いませんか?

自分がやっていて気づかないという人もいますが、冷静に他の人の立場で考えたらやっぱり迷惑ですよね。

もちろん誰も人がいないなら少しぐらい広げても良いと思いますが、常に人が来たらパッと片づけられるかというとそうではないです。

なので、「普段からそんな使い方はしてはいけない」という話をしておかないととんでもないことになります。

④片付けがきちんとできていない

小学生がカフェで勉強したときだけでなく大人にも言えることですが、使った後に次の人のことを考えないで汚いまま帰ることはありませんか?

これってマナー違反ですよね。

でも小学生のうちはそこまで気が回らない子が多いので、前もって話しておかないと「飲みものだけ片づければいいや!」と思っている子がいます。

そうなると「小学生がカフェで勉強したら迷惑!」と思うのは当然です。

小学生がカフェで勉強するときの基本マナー

カフェで勉強するのに年齢は関係ないとはいうものの小さいからルールを守れないと考えられてしまいます。

だからこそ、迷惑にならないルールは小さい頃から教えておいて損はありません。

特にカフェで小学生のうちから勉強するなら、最低限のルールは教えておきましょう。

これから大きくなるにつれ、さまざまな社会ルールを守らなくてはいけなくなるので良い訓練になると思いますよ。

①必ず親と一緒に行く

カフェに行くときは子供だけでは絶対にNGです。

もちろん、飲みものを購入するときも親と一緒にいてください。

こぼす可能性もありますし、周りの人にぶつかる可能性もあります。

良い経験だからと思ってやらせても他の人に迷惑になるならしない方が良いと思います。

カフェに行くとき、お店の中でも親と一緒に必ず行動しましょう。

安全面のことを考えても、親と一緒の方が良いと思います。

②ひとりでできる課題のみにする

カフェに持ってくる勉強道具についてですが、多く持ち込まないこと・ひとりでできる課題をチョイスするのがおすすめです。

というのも、自分で分からないようなものはその都度聞きたくなります。

そうすると周りの人たちに「うるさいなあ」という目で見られることも。

そうならないためにも、ひとりで勉強できるものをチョイスしてください。

静かに勉強している小学生がカフェにいたら「お!あの子凄いな!」とそんな風に思われるかもしれませんよ?

③同じカフェに長い時間いない

ハンパなく長い時間コーヒー1杯で過ごしている人いますよね?

これってマナー違反だと思いませんか?

特に小学生がカフェで勉強していたら周りは過敏になると思います。

なので、うちは同じカフェで長時間過ごさないよう気を付けているんです。

まあ、小学生くらいだとあまりにも長い時間同じところで勉強するのは飽きてしまいますしね。

せいぜい長くても1時間半くらいかな。

1時間程度で上がるようにはしています。

これくらいなら普通にカフェでお茶している人とあまり変わらないですよね?

たぶん、ほかの勉強している人はもっと長くいる気がします。

短時間だけ集中して勉強するのが周りの人にも自分にも良いと思いますよ。

④勉強道具を広げすぎない【迷惑にならない席へ】

前述の通り、ひとりで勉強できる分だけ勉強道具を持ってきてもテーブルに広げすぎるとやっぱり迷惑になります。

二人用テーブルで勉強するか共用テーブルで勉強する場合は一人分のスペースでできるようにしましょう。

またうちの場合、人に迷惑がかからないように端の方のテーブルや外れにあるテーブルを取るようにしています。

トイレ付近だとテーブルが少ない作りのカフェもあるので、なるべく人に迷惑にならない場所をチョイスしましょう。

これだけでも周りに気を使わなくてすみます。

⑤各自で勉強して声はあまり出さない

ひとりでできる勉強道具を持参すれば問題ないと思いますが、親にわからないところをカフェの中で聞くと結構話し声が響きます。

わからないところはノートにまとめておき、後でゆっくり聞くようにさせてください。

そうすれば小学生がカフェで勉強していても周りは気になりません。

また、まとめてわからないところをノートに書き込めば後で復習しやすくなるので一石二鳥です。

まとめノートは旅行先に持っていくのにも便利なので普段から作れるようにしておくと良いでしょう。

⑥使った後はキレイに拭いておく

基本中の基本なので言う必要はないと思うのですが、やっぱりできていない子も多いので言っておきます!

カフェで小学生が勉強した後はテーブルをきちんと拭いているかチェックしてください。

小学生が使った後のテーブルは結構汚れているんですよ。

できればカフェでは消しゴムを使わない勉強をした方が良いと思います。

でも、小学生が勉強をするとどうしても使うときってありますよね?

チェーン店などはテーブルを都度拭きにこないので、使った後は必ずテーブルを拭くように小学生の子供に言いましょう。

大人になってからも大事なことですよね。

⑦時間帯を選び混んだらすぐ退散

小学生をカフェに連れていく人はまだ少ないと思いますし、やっぱりリラックスする場だと思うのでうちは時間帯も気を付けています。

カフェが混む時間帯ってお店によりますが、大体昼前後から混み出しますよね?

うちはカフェで小学生を勉強させるときは午前中に行くようにしています。

また混んでいるなと思ったらやめますし、カフェの中で小学生を勉強させていて混んできたなと思ったら早めに帰る準備をさせます。

まあ、午前中ならそこまで混むことはないので時間通りいられる感じですが。

時間帯を選ぶだけで大分違うので、チェックしてみてくださいね。

小学生とカフェで勉強して良かったこと

元々カフェで小学生のうちの子を勉強させるつもりはなかったんですが、親が交代してカフェで勉強に行っていたんですよね。

大きくなってきて外食しても騒がなくなってきたし、たまには外で勉強させてみようということになったんです。

大体小学校4年生くらいだと静かに勉強できます。

結果、カフェで勉強させるのも良いことだなと思いました。

①周りへの気配りが身につく

普段から子供には結構厳しく言っているのですが、自分がこう行動したらどう思うか?まず考えてからやろうって言っています。

わたしも抜けているところがあるので、最近は指摘されるほどよく見るようになってきましたが。

これはカフェで周りに気を遣うようになったことも影響しているのかなと感じました。

家では怒られてばかりですが、外では相当気を使っている気がします。

学校でも「周りのことを良く見ている」と褒められるので、家では完全リラックスして外では周りのことを良く見る癖がついたのかもしれません。

100%カフェで勉強したおかげで身についたとは言い切れませんが、これもひとつのきっかけになっているのではないかと思っています。

②短時間で集中できるようになる

小学生のうちって集中力がないと思います。

でもカフェで勉強するようになってからは勉強を始めるまで時間がかかっていたのに、パッと用意して集中して勉強することができるようになりました。

もちろん学年が上がってきたからということもあると思いますが、「あの子がこんなに集中できるようになるなんて!」と思いましたからね。

その分、長時間続けて勉強はできませんが。

これからですかね。

③習慣化され買い物前後に勉強が当たり前になった

前述の通り、うちでは午前中にカフェで勉強する癖がついています。

なので、買い物前に「ちょっと1時間くらい勉強しようか」と言ってカフェに入りサクッと勉強しています。

小学生のうちから勉強を習慣化したかったので、好きなものが飲めて違う場所で勉強できるせいかカフェで学習するのが当たり前になってきました。

もちろん高頻度で使うわけではありませんが、リビング・図書館での勉強が飽きたらカフェで勉強は良い気分転換にもなり勉強してくれます。

まあ、下の子はメインがお茶することな気もしますけどね。

④大人が勉強する姿を見て真似する

最近のカフェっておしゃべりしている人たちがいるコーナーと読書や勉強をしているコーナーになんとなくわかれているところが結構あります。

なんとなーくわかれているだけですが。

で、勉強している人たちがいるコーナーの端っこの方でうちは勉強させているんですよね。

もう気づかないような一角にあるテーブルで。

でも、やっぱり勉強している人・読書している人を見ているので「ここは勉強するスペース」という自覚が出るらしく真似して黙々と勉強します。

低学年だと難しいかもしれないなと思いますが、4年生くらいになると結構静かに真面目に勉強してくれるのではないでしょうか?

周りをみて真似できるのは大きな成長かなと思います。

 

小学生がカフェで勉強なんてとんでもないと考えている人もいるかもしれません。

ですが、きちんとルールを守れる小学生ならカフェで勉強しても良いと思います。

むしろ、非常識な大人より歓迎されるのではないでしょうか?

社会ルールも守らなきゃいけないことがわかりますし、良い経験にもなります。

それでいて美味しいお茶を飲めて優雅な空間を楽しめる!

まあ、勉強メインですが。

慣れてくればカフェで小学生が勉強していても嫌な顔をされることはありません。

またルールを守ることはカフェだけでなくファミレスやマックやフードコートなど、そのほかのさまざまな飲食店でも活用できるので覚えておくのに損はないです。

前もってルールを守るよう話し、ちょっとでも迷惑になりそうだなと思ったらカフェを出るようにしましょう!

まずは一度、試してみてくださいね。

スポンサーリンク