
集中力がない子供の原因とは何だろうと思ったことありませんか?
いろいろ対策してみたけどなかなか改善できず集中力がない子供のままという人も多いです。
でも、集中力がない子供の原因を知って対策しないと改善はなかなか難しいです。
実際にうちでも集中力がない子供たちの原因を知る前にとにかく「集中しなさい」というばかりで改善できませんでした。
ですが、今は集中するときは集中して勉強する、遊ぶときは遊ぶと切り替えられるようになりました。
そこで今回は集中力がない子供の原因とは何かを知り、対策をした結果どうなったかを紹介します。
集中力がない子供の原因とは
集中力がない子供の原因とはどんなことがあるのでしょうか?
実は集中力がない子供の原因は外的要因、内的要因の二つが考えられます。
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- ADHDなどの病気
- ほかに気になるものがある。
今やってほしいこと以外に気になることがあると子供はそっちばかり意識してしまいます。
これは大人でもそうですよね。
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- 部屋が散らかっている。
部屋が散らかっているとやるべきことに集中できません。
あれがない・これがないと結局ほかに気を取られることもあります。
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- 騒がしくて気が散る。
やらなくてはいけないことがあるのに、周りが騒がしいとそちらが気になって仕方なくなります。
子供は動くものや音に敏感なので集中力がない子供でも気が散りやすいです。
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- 寝不足
睡眠不足だと脳の疲れが十分とれずに集中力がない状態になります。
子供でなくてもそうですよね。
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- 疲れている。
身体が疲れているとやるべきことをこなす気力もなくなります。
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- 無気力系
そもそも無気力系だと何をやるにもやる気がないので、集中力のない子供になってしまいます。
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- レベルの高いものをさせようとしている。
勉強でもパズルや工作などでも、その子供のレベルよりも高いものをやらせようとしても難しくてできないです。
できないことをいくらやろうとしてもできないので、集中力がない子供になってしまいます。
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- 長時間、興味のないことをさせようとしている。
そもそもやらせようとしていることに興味がなければ、子供は集中できません。
また、子供は集中力を継続するのがなかなか難しいので、長時間やらせるとダラダラ続けるだけです。
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- 食生活のバランスが悪くて頭が働かない。
食生活のバランスが悪いと摂るべき栄養が十分でないことがあります。
必要な毎日の栄養素をバランスよく摂っていないと頭の働きも悪くなりますよね。
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- ゲーム時間が長い。
ゲーム時間が長いと前頭葉が疲れると言われています。
集中力が継続kできない、注意散漫になるなどの弊害があります。
上記のこと、当てはまりませんか?
もし当てはまるなら、改善する必要があります。
集中力がない子供の原因を知れば、改善しやすいですよね。
また、そのまま放置すると最終的に勉強に集中力を出せない原因にもなります。
早めに集中力をあげられるよう対策するメリットは大きいですよ。
知らなかった!集中力がない子供の原因は時間にあり
そもそも集中力がない子供だと悩んでいるかもしれません。
でも、子供の場合、集中できる時間は短いんです。
どのくらい短いかというと未就学児は年齢+1分だそうです。
小学生なら15分、小学校高学年だと最大30分くらいです。
確かにうちの子供は高学年で30分持たなかったですね。
勉強だけでなく、さまざまなことで大抵30分くらいしか集中力が続きませんでした。
だた、これはあくまでも目安なので前後すると思います。
集中力がない子供の原因を知るメリット
まずは集中力がない子供の原因を知ればピンポイントで対策できるので、簡単に改善できることもあります。
例えば、長時間興味のないことをやらせている場合。
大人でも長時間興味のないことを続けるのは苦痛で集中力が徐々に落ちていきます。
実はただ単に長時間興味のないものをさせているせいで、集中力がない子供である可能性も考えられますよね?
短時間でクリアしなくてはいけないことに取り掛からせるようにすると集中力は変わると思いますよ。
繰り返し継続するなら集中できるかもしれません。
うちの上の息子は集中力が続かないタイプ。
なので、怪しいなーと思っていたら、案の定、勉強には全く集中できませんでした!
でも、ついつい長時間の勉強になりがちだったものをまずは10〜15分の短時間スパンで勉強に取り組むよう促しました。
するとその短時間は集中できるんですよね。
休憩の時間はこれでもかってくらいダラダラするので見ていてうんざりしますが、しかたないと見ないようにしています。
このように何が集中力がない子の原因になっているのか知れば、意外とすぐに集中力が上がる可能性も期待できるんです!
短時間でも集中力を発揮できれば、やる気も出るので学習面でもメリットは大きいです。
また、興味をなかなか示してくれない場合はその子の好きなものとミックスさせて取り組むといいです。
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- 漫画を使う。
- お絵描きして吹き出しをつける。
など、好きな遊びをプラスすると変わります。
集中力がない子供を放置するデメリット
集中力がない子供をそのまま放置すると大きなデメリットが生まれます。
大人になってからも集中して仕事をする、勉強をするのが困難になりますよね?
まあ、極端な話ですが、受験勉強でも他の子と比べ不利になるのがわかるでしょう。
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- 集中力がない子だから勉強をさせる。
- 集中できないからもっと勉強しなくちゃと長時間の勉強になる。
- 頭が疲れて余計集中できない。
- 長い時間勉強するのに覚えられない。
- 焦ってさらに長い時間になる。
- 思った成果が出ない。
- 自信をなくしやる気も出なくなる。
といったスパイラルに陥るのは目に見えています。
また、集中力がない子供は計画性がない・いきあたりばったりの行動をしがち・危機感や達成感がいまいちない・ほかのことに意識が行く・無気力などの特徴があるので注意が必要です。
だからこそ、できるだけ早く何が原因で集中力がない子供になっているのか知る必要があるんです。
遅くなればなるほど親の話は聞かなくなりますし、どうしていいか本人も苦しむことになります。
原因を知ると集中力がない子供は変わる その対策とは
集中力がない子供は対策を早めに打つべきですね。
うちで取り組んでいたことは…
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- パズルで遊ぶ。
集中しないとできない遊びですし、絵を見てここはどこに当てはまるんだろうと頭を使います。
最初は少ないピースで始め徐々に枚数を増やすとハマりますよ。
パズルをやっているときも集中しているのでおすすめです。
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- トランプの神経衰弱・歴史や国旗カルタを繰り返しやる。
トランプの神経衰弱・歴史や国旗カルタもパズルと同様です。
また、歴史や国旗カルタは勉強にもつながるので超おすすめ。
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- ルービックキューブで遊ぶ。
ルービックキューブは1面そろえるだけでも子供にとっては大変です。
集中していないとなかなかできませんし、面をそろえられると大きな達成感を得られます。
普段からルービックキューブで遊んでいると集中力が高くなるだけでなく、不安解消やストレス解消にもいいようです。
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- 将棋・オセロなど頭を使う遊びをする。
将棋・オセロなど、ボードゲームも頭を使う遊びなのでよく考えます。
また、どうしたら勝てるか集中して考えるので頭も柔らかくなると思いますよ。
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- 本・YouTube・ネットの珍しい折り紙を見様見真似で作ってみる。
折り紙って結構複雑でさまざまな種類のものが作れます。
折り紙の本・YouTube・ネットでも珍しいものがあるので、それを自分だけで作らせてみましょう。
ここはどう折っているのか・どのようにしたらきれいに作れるのか、自分で考えないといけません。
また、集中していないとできないことなので集中力を養うのに適しています。
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- 2分間ミステリーなど、短時間でできる推理を楽しむ。
一時期、毎日、家族でやっていたことなのですが、2分間ミステリーというものをわたしが読み上げ何がおかしいのかを当てるゲームをしていました。
これが結構難しい!
集中して聞いていないとわからないし、頭を柔らかくするにもいいです。
最初はわからなかったことがすぐわかるようになっていきました。
2分間ミステリーだけでなく子供向けのなぞなぞ本でもいいと思いますよ。
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- 何かに取り組むときは物足りないくらいの短時間でやる。
子供の集中できる時間は低学年で15分、高学年で30分くらいなので、うちでは15分単位で結構何かに取り組むよう話しています。
15分程度だともっともっととなるので、波に乗っているときはそのまま継続すると集中力を発揮してくれますよ。
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- 勉強では単純な計算問題、音読などで集中力を養う。
単純なものならパッと計算できるのもあり、毎日朝の習慣でやると集中力がめちゃつきます!
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- 周りに必要ないものは置かない・片付けをしておく。
何かを始める前は必ず周りに必要がないものは片づけておくといざ始めたとき、あれがないこれがないともたもたしなくて済みます。
また、ものが周りにあふれているとそれに意識がいきやすくなるので、すっきりきれいにしてから始めましょう。
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- 集中力がない子供にはテレビなど、音の出るものは避ける。
子供はテレビの音・映像で気持ちがそちらに向かいやすいです。
実際にうちの息子は勉強以外の何かをするにもテレビがついていると全くダメ。
テレビのCM中ですらそんな状態です。
めちゃ集中力がない子供に見えますよね。
でも、テレビがついていないと集中力がすごいんです。
なので、何か集中してやりたいことがある場合は集中力を上げるためにはテレビはオフした方がいいと思います。
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- 気になることは終わってから思い切りやらせる。
常に子供はゲームをしたい・友達と遊びたい・テレビを観たいと思っていると思います。
なので、何かやるべきことがあっても、終わったら思い切り遊ばせてあげる習慣をつけるといいです。
まあ、そうは言っても無限にゲームをするのはよくないので「終わったらゲームができるよ!」と声掛けすると集中して早く終わらせる努力をしてくれますよ。
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- 親も付き合ってあげる。
ぶっちゃけ小学生のうちはまだまだ幼いので、何かに取り組むにしても親が付き合ってあげるのとあげないのとでは気分が違います。
親が付き合ってあげると子供安心して取り組め、集中しやすいです。
もちろん、高学年くらいになれば、ずっと付き合っている必要はありません。
定期的に声掛けして放置していないというのがわかるようにしてあげるといいでしょう。
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- 小さなことでも褒めてあげる。
何かに取り組み「できた!褒められた!」経験があれば、自身につながります。
できたことが小さくても褒めてあげるようにしましょう。
また、具体的に褒める方が子供もわかりやすく、もっと頑張ろうと集中します。
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- 飽きたら他のことをする。
ぶっちゃけ子供はすぐに飽きてしまう子も多いです。
ひとつのことをずっと続けるのは苦痛ですし、集中力が続きません。
なので、飽きてきたなと思ったらほかのことをやらせるようにしましょう。
短時間でやるべきことを変えていくと集中しやすいと思います。
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- 8時間程度の十分な睡眠時間を取る。
十分な睡眠がとれていないと頭がボーッとして何をやっても集中できません。
子供によって適切な睡眠時間は異なりますが、6~8時間の睡眠時間は取りましょう。
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- 食事をしっかり摂る。
朝食を抜く・栄養バランスの取れていない食事をしていると頭が働きません。
朝は少量でもいいので摂るようにしましょう。
また、栄養バランスの取れている食事をすることを心がけてください。
これを意識して繰り返しやっていたんですが、結構、集中力が付きました。
特にパズルや神経衰弱・カルタ・ルービックキューブなどは集中力がつく気がしますね。
最初は親が余裕で勝てるんですが、すぐに逆転しました。
そのほかにも何か集中して練習しないとできないものをやると集中力が高まると思います。
また、好きな遊びでは集中力が続くので小さいうちは勉強だけでなく、何か好きなことをたくさんやらせてあげるといいでしょう。
最終的には勉強でも徐々に集中力がアップしたのでよかったと思います。
集中力がない子供の原因は案外わかりやすいことが多いです。
何が原因か知っておくと近い将来、勉強に集中できなくて困る!というリスクが軽減されると思います。
まずは何が集中できない原因か話してみましょう。