勉強のやる気が出ない一番のタイミングはテスト前ってことありませんか?
小学生はそこまでがっつりやらなくてもいいと思いますが、やはり定期的な大きなテスト前は勉強のやる気が出ないのは困りますよね。
特に普段からあまり勉強をしていない子供にはテスト前は集中してやってほしいと親は思うもの。
それでも子供はテスト前に勉強のやる気が出ないことが多いです。
そこで今回はテスト前になぜ勉強のやる気が出ないのか、やる気が出ないときの勉強方法をご紹介します。
小学生だけでなく、中学生になっても使えることなのでマスターしておくと便利ですよ。
勉強のやる気が出ない!テスト前に嫌になるのはなぜか
勉強のやる気が出ないタイミングで一番多いのがテスト前という子供もいるでしょう。
大人でもテスト前は勉強のやる気が出なくて、普段やらない掃除や片付けをしているうちに漫画を読みだしたりしちゃう経験はありませんでしたか?
思い出すとあるあるですよね。
でも、それでいいよと放置するとテスト前でも勉強のやる気が出なくてやらなくなります。
低学年のうちはまだまだテスト前に勉強する子は少ないのでいいでしょう。
でも、高学年にもなるとテスト前に勉強をする子とやる気が出ないからやらなかったという子では大きな差が生まれます。
うちの子供たちも算数の計算コンクール・漢字コンクールのテスト前はなんだか勉強のやる気が出ないことがありました。
普段からやっていないとテスト前は集中して勉強をしてほしいですが、やる気が出ないからやらないことが何度もあったんです。
で、結果としてさんざんな点数に…。
娘は漢字テストでもう公表できないような点数でしたw
やってるやってると言いながら、うーん、やってないなあと思ってたのはあたりでした。
どうしてテスト前って勉強のやる気が出ないんでしょうか?
ちょっといろいろ子供に聞いたり考えたり調べたりしたのでご紹介しますね。
真面目過ぎて完璧を求め過度にストレスになっている
上の息子はいい加減なところも多いのですが、勉強に関しては変な風に真面目過ぎる部分があります。
で、真面目過ぎていつも「100点取る!」と宣言するのですが、これがどうやらストレスになっていた模様。
なので、テスト前になるとやらなきゃと思いつつ、プレッシャーがかかり勉強のやる気が出ない~となるようです。
ちょっとほかのことをやりだしたりこれやっておかなくちゃ!と言いだしたりとたぶん逃げているんでしょうね。
でも、全教科100点取れなんて言ってませんから!
誰も100点絶対取れって言ってないからね?
一人で何ストレスになってんのって思いましたよ。
根が変な風に真面目なせいで勝手に「絶対100点取らなくちゃ」と思っていたようです。
まあ、力を出し切ってほしいので目指せ100点ではありますが、頑張った過程が大事だと思います。
なので、「絶対に100点を取らなくちゃいけないわけじゃないけど、100点を目指せばいい点数は取れると思うよ?」と話しました。
それでもやっぱり自分を追い込んでいるみたいですね。
ちょっと考えすぎるところが多いのかもしれません。
変な風に真面目だと完璧にできないならやりたくないと極端に考えてしまうんでしょうね。
まだ小学生なんだから気楽に考えればいいのに…。
生活面は超いい加減なので、勉強面とバランスよく考えてほしいと思いました。
気分に波がある性格
テスト前に勉強のやる気が出ない原因で大きいのが気分の波が激しい子供です。
大人でもそうなのでわかると思いますが、気分が乗れば集中力が半端ないのに気分が乗らなければ何も手につかないなんてことがあります。
テスト前はやらなきゃいけないのはわかっているのに、そのプレッシャーで勉強のやる気が出ない子供も結構います。
実際にうちの娘が気分にむらっけがあるので、テスト前であろうと勉強のやる気がないときは「やりたくない!」となります。
まあ、小学生なのでいいかなと思っていたんですが、学年が上がっても同じで…。
こりゃあ、まずいなあと思って焦っていました。
小学生のうちは遊び優先になりがちなので、テスト前でも勉強のやる気が出ない・気分にむらっけのある子供は多いと思います。
何からやっていいかわからない
普段から勉強をやっていないと何から手を付けていいかわからないという子は多いですよね。
まあ、計算コンクールや漢字コンクールはテスト範囲があり、ひたすら練習しかありません。
それならまだ繰り返し練習するというのはわかります。
でも、国語・算数・理科・社会の3学期のまとめテストになると広範囲になりますよね?
テスト前で時間がないとどこから勉強したらいいかわからない、何をしたらいいかわからない…「じゃあ、もう勉強しなくていっか!」とやる気が出ない子もいます。
実際にうちの息子の友達でも何人かいました。
まあ、小学生のうちは親もそこまで言わないということもありますが、高学年になると中学生の前段階なので、この癖は直してもらわないと苦労するのは本人です。
なので、何からやっていいかわからないという状況を作らないためにも、親もサポートしないとまずい時期ですよね。
できれば自分で何とかしてほしいですが、こういう子は普段から勉強していないので、たぶん一度がっつり強制する必要があると思います。
テスト前にやる気が出ないからやらない癖が抜けなければ、高校・大学受験にも影響しても困りますからね。
そもそも勉強が嫌いでやる気が出ない
そもそも勉強が嫌いでテスト前でもやる気が出ない子も多いです。
勉強嫌いが直らなければ、テスト前に勉強するなんてできませんよね。
でも、勉強嫌いはなぜ起こっているのか?
それは授業についていけていない・内容が理解できない・わからないから復習しなくちゃいけないことが多くてやる気が出ないのでしょう。
こうなると誰でも勉強が嫌になりますよね。
まあ、勉強嫌いな子はテスト前関係なく、やる気が出ないのはいつもだと思いますが。
小学生のうちに直しておきたいですね。
勉強の習慣がないからよけいテスト前で焦る
勉強の習慣がないとテスト前になってから「どうしよう」と焦ります。
前述の通り、勉強の習慣がないといろいろやることがあってどこから手を付ければいいのかわからない・やることが多すぎるとどんどん焦るのでしょう。
うちの子供も3年生ころまでありました。
わからないのを黙ってスルーしていて、復習も特にやっていなかった・わかってるから大丈夫と適当に言っていたので、後からどんどんわからないところが発覚したんですよね。
で、勉強の習慣をつけないとダメだなとつくづく思いました。
テスト前に焦っても結局全部クリアすることはできないんですからパニクるばかりなんですよね。
親がガミガミ言うからテスト前でもやる気が出ない
親が「テスト前なんだからちゃんと勉強しなさい!」と言うせいで、勉強のやる気が出ないということもあります。
まあ、親の気持ちもわかりますよ?
めっちゃ言いたくなるのわかります!
あなたの問題なのよ?
困るのあなたですよね?とめちゃくちゃ突っ込み入れたくなるんですよね。
でも、あまり考えていない子供だと「なんでそんなにやらなくちゃいけないの?」とストレスになって、親がガミガミ言うからよけいテスト前でも勉強のやる気が出ないこともあります。
まあ、言われて聞いている時間も無駄ですしね。
うちも以前は結構言っていたんですが、その時間が無駄。
困るのはあなただからね?という話をして黙って様子を見るようにしています。
親も疲れますから。
親はガミガミ言うよりもサポートに徹する方がいいと思います。
テスト前にやる気が出ないときの勉強方法
テスト前にやる気が出ないときの勉強方法は最初は親も参加してサポートしてあげてください。
小学生の小さいころはできないことが多いので、テスト前に勉強のやる気が出ないときはしばらくの間親も付き合ってあげましょう。
やることはシンプルなので、慣れてきたら声掛けしてやっているかどうか確認するだけでもいいでしょう。
以下のことを実践すれば、テスト前に勉強のやる気が出ないという気持ちもグッと減ると思います。
考えすぎると焦るから気楽に勉強する
真面目な子はテスト前だからと焦りばかりで、勉強に手がつかない・やる気が出ないなんてこともあります。
こういう子には親の声掛けが大事です。
完璧は求めていない・できるところまで頑張ろう・頑張った結果ならそれでいいじゃないと言ってあげてもいいですね。
次につなげられるようにすればいいだけですからテストに対しても気楽にやっていけばいいと考えられれば、ストレスもグッと減ります。
うちも上を目指すのはいいけど、ストレスになるくらいならいい・普段からやっているんだからわからないところ・不安なところだけやっておけばいいんじゃない?と言っています。
親が完璧を求めると真面目な子はよけいプレッシャーになり、焦りが出てむしろやる気が出なくなることもあります。
やる気が出なくなるよりも気楽にわからないところだけやればいっか!と思った方がいい結果が出ますよ。
1週間以上期間があるならテスト前に計画を立てる
テストがいつあるのかわかっていれば、早めに計画を立て準備しておくと焦りもなくなります。
1週間以上あれば週末に時間を取りやすいですし、計画を立てやすいです。
わからないところ・あやふやなところを中心に勉強する・残りの時間は復習するようにすれば、気持ちにも余裕が出ます。
できれば、何週間も前にわかっていればちょっとずつすすめられるので、何度も復習ができて自信も出ます。
また、やる気のない日はゆっくりするなんてこともできるので、余裕が生まれテスト直前にやる気が出なくてもカバーしやすいですよね。
勉強前にテスト範囲を確認&できないところだけやる
勉強前にテスト範囲を確認しておき、その範囲だけ勉強する・わからないところをチェックするといいでしょう。
小学生のうちはテスト範囲じゃないところまで「あ、これもやってるからやっておこうかな」とわけのわからないことを言い出す子供もいます。
習ったこと=テスト範囲と思っている子供もいるので、テスト範囲を確認してピンポイントで復習した方がいいでしょう。
また、前述の通り、わからないところを中心に勉強するようにすれば、理解度が深まりわからないところがなくなっていくので自信にもつながります。
自信がないと「これであっているのかな?」と時間を使いすぎ、確実に点数を取れるところも取れなくなるでしょう。
実際にうちの子供は出ている順からテスト問題を解くので、不安で何度も同じところを見直していたせいでわかる問題を解けなかったなんてことが何度かありました。
これは全国一斉模試だったんですが、こんな解き方をしていると損をしますよね。
だからこそ、できないところを繰り返し勉強し問題を解くことで正確性・自信をつけることができ、スピードアップにもつながるのではないでしょうか。
得意教科と合わせて苦手教科も潰す
前述の通り、わからないところを中心に勉強するといっても、苦手科目ばかりだとテスト前なのにやる気が出ないですよね。
これを解消するのは「問題を簡単に解ける」という成功体験をさせること。
成功体験って大げさ!と思うかもしれませんが、小さな「できた!」という感覚は大事です。
できたことでやる気スイッチが入り、これもできるかもあれも覚えればできるかもとだんだん勉強するのが快感になってくるんですよね。
うちの子も3~4年生あたりまで、勉強が結構できない子の部類だったので悩みました。
で、超簡単な問題・得意科目をやらせてから苦手科目やちょっと難しい問題を覚えて解かせるんです。
最初のうちはできないのでイライラしていましたが、だんだんわかってくると難しい問題や苦手科目にも取り組めるようになりました。
テスト前のやる気が出ないということが少なくなりホッとしたんです。
得意科目+苦手科目、簡単な問題+難しい問題を繰り返すことで、やる気が出ない回数もグッと減りましたよ。
だまされたと思ってやってみてください。
テスト前でも勉強時間を短くして小分けで勉強
テスト前だからあれもこれもやらなくちゃと言っていると長時間勉強しなくてはいけなくなります。
小学生のうちから長時間勉強するのはぶっちゃけ結構大変。
もちろん、中学受験を控えている子は当たり前に長時間勉強していますが、慣れていない子は効率が悪くなります。
それならスパッと何時から何時まで、今日は1時間のみと短くした方がいいです。
長くダラダラ勉強すると頭に入らない・長時間やってもできないならもうやりたくないとなりかねません。
なら、短時間でスパッとやめた方がいいです。
また、まとめて時間を取ってもやる気が出ない子は15分程度の勉強を繰り返すのがおすすめ。
短時間なので飽きが来る前に終われるのでダラダラやる気がなくなることも少ないでしょう。
また、小学校から帰ってきてから勉強すると結構疲れているので、よけい効率が悪いんですよね。
うちでは朝ちょっと早めに起きたり用意させたりして、勉強時間を確保しています。
短時間なんですが、夕方より集中力が上がり吸収している気がします。
また、テスト前に勉強のやる気が出ないということもないので超おすすめです。
普段から勉強を習慣化するのが一番いい
上記のことはテスト前にやってほしいことですが、ぶっちゃけ普段から勉強の習慣化ができていれば、焦る必要がないんですよね。
テスト前にはピンポイントでチェックする・普段の勉強以外のことをチョットするだけでOKだと思います。
普段から勉強の習慣化ができてからは焦らずテスト前の勉強もできるようになりました。
なので、普段から勉強の習慣化を身に着けるのがおすすめです。
だからといって、勉強嫌いの子が学習習慣を身に着けるのは結構大変。
なので、うちの超勉強嫌いの娘に学習習慣をつけやすい通信教育を始めました。
デキタスという通信教育なんですが、PC・タブレット・スマホで視聴できる、動画も5分程度でそのあとに確認テストまでできる、先取り勉強や見直しが全学年できる通信教育です。
しかも、初月無料キャンペーンをやっていたり、1か月3300円でできるので試す価値あり!
特に基礎学習をしっかりしたい・勉強の習慣を身につけさせたいというご家庭にぴったりです。
うちの娘は勉強嫌いで「勉強しなさいね~」と声かけて「はーい」と言いながら、しばらくすると本を読んだり手芸を始めたりしていたんです。
おおおおおおおいいいいい!と思ってましたよ。(´;ω;`)
でも、デキタスを始めてからはきっちり勉強をしてくれるようになりました。
まあ、勉強した分ポイントがたまり、そのポイントでほしいものがもらえるというのも大きいかもしれませんが…。
それでも、勉強の習慣化につながったのであたりでしたね。
テスト前に勉強のやる気が出ないということがないように、前もって対策を取っておくのがいいでしょう。
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勉強のやる気が出ないときにテスト前対策をやって変わったこと
テスト前に勉強のやる気が出ないということが多かった子供たちですが、上記の対策をしたことで焦りもなくなり解消できました。
まあ、テスト前だからとがっつり長時間勉強をするわけではないですが、だいぶテスト前に勉強する習慣はつきました。
やる気が出ないからやらないということもなく、継続して勉強できるようになったのは親も助かります。
小学生のうちはまだまだ幼いのでテスト前に勉強のやる気が出ないなんてことはよくあることだと思います。
でも、いいよいいよと放置したくはありません。
ただ、小学生なのでそこまで厳しくしなくてもいいと思いますが、高学年になったらテスト前に勉強をする習慣は付けたいですよね。
それならやる気が出ないという気持ちを解消できる方法を取って、ストレスなくテスト前の勉強に取り組めるようにした方がいいです。
まずは上記のできることから始めて、お子さんにあったやり方を見つけてくださいね。