
勉強のやる気が出ない日ってどうしてもありますよね。
真面目に毎日勉強する子供でも、たまにやる気がどうしても出ない日が出てくるでしょう。
そんなときはどうしていますか?
時間がないんだから勉強のやる気が出ない日でも、とにかく無理やりやらせているなんてことありませんか?
実はそういうことをやると勉強のやる気が出ない日から抜け出せず、ダラダラ長く無気力期間が続いちゃうんです。
そこで今回は勉強のやる気が出ない日にやってはいけないこと、対処法を紹介します。
勉強のやる気が出ない日にやってはいけないことNG集
勉強のやる気が出ない日でも、なんとか学習をすすめたいと思う親御さんは多いです。
まあ、うちも小学生兄妹がいるのでわかります!
勉強のやる気が出ない日でもなんとかやってほしいと思いますよね?
ただ、親の都合で勉強の仕方をすすめると後々弊害が出ると思うので避けた方がいいでしょう。
どんなことを避けた方がいいのか、見てみましょう。
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- やる気が出ない日でも無理やりやらせる:
できれば勉強のやる気が出ない日でも無理やりにでもなんとかやらせたい!と思う親御さんも多いはず。
でも、これやるといろいろ問題が出やすいんですよね。
特に中学受験を控えていれば「余裕のある時間はない!とにかくなんでもいいから勉強して!」と思い、勉強のやる気が出ない日でも無理やりやらせている人は少なくないでしょう。
実際に子供が疲れて眠そうにして勉強のやる気が出ない日でも、無理やりやらせている親御さんがいました。
まあ、最終的に中学受験はうまくいきましたが、後々弊害が出そうですよね…。
そのときは何とかなっても、徐々に勉強が嫌いになった・やっているふりをしているなんてこともあり得ます。
ちなみに、やっているふりは目の前で実践していましたよ、その子w
結局、めちゃくちゃ怒られていましたけどね。
こうなるとだんだんごまかす癖も巧妙になってくると思うので、ちょっと問題が後で出そうです。
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- ダラダラ勉強を続ける:
勉強のやる気が出ない日に「学習しなくちゃいけない!」と無理やりダラダラと継続しているといつまでたっても、やる気スイッチが入る日が来ません。
無気力期間が長期化する可能性があり、いつまでたってもダラダラ勉強する癖が抜けなくなります。
実際にうちの子供たちも勉強のやる気が出ない日にムリしてやらせていたことがありますが、いつまでたってもダラダラと勉強しているだけでした。
結局、ダラダラ長時間勉強することになったのに、覚えていることは少ない…。
非効率ですよね。
こうなると子供もかわいそうなので、ダラダラ勉強し続けても覚えられることが少ない上に長い時間拘束されてメリットが少ないと思います。
大人でもそうですが、ダラダラ勉強するのが一番おすすめできない方法です。
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- 目の前の誘惑にあらがえない:
そのほかにも周りにゲームや漫画などが置いてあれば、やる気が出ないなんて日も続いちゃいます。
大人でも誘惑に抗うのは難しいので、子供は当然誘惑に負けますよね。
基本的にこれはやる気が出ない日というより、いつもやる気が出なくなるので目につかないところに置いて勉強させるようにしてください。
子供によってはまだまだいろいろな理由があるかもしれませんが、大きな理由としては上記のようなものが多いでしょう。
コレをやれば乗り切れる!勉強のやる気が出ない日は思い切りも必要
勉強のやる気が出ない日はちょっと思い切りが必要な対策を取った方が切り替えが早いです。
確かに中学受験を控えているお子さんはちょっとでもなんとか勉強をすすめてほしいから無理やりやらせるなんてこともあるでしょう。
ただ、それだとやる気スイッチがいつまでも入らなくなる可能性があるので、ここはグッと我慢してください。
実際にうちでもやっていることを紹介しますね。
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- 思い切ってその日の勉強はやめる:
勉強のやる気が出ない日はぶっちゃけムリしてやろうとしても、やる気スイッチが入らないことが多いです。
どうしても入らなそうなら、思い切ってその日は勉強を一切やらないっていうのも手でしょう。
例外的に中学受験を控えている・全くやらないのは不安という子は1つだけやっておくのでもいいです。
基本的にその日は勉強から離れるといいでしょう。
頭のストレスもグッと減り休ませることができます。
また、毎日続けている勉強を休むことで、やりたいという意欲がわきやる気が出ない日を抜け出せる確率が上がります。
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- やる気が出ない日は思い切り遊んだりだらける:
やる気が出ない日は上記の通り、勉強を休みつつ思い切りやりたいことをする・だらけると満足度が上がります。
ゲームをやったりテレビを観たり漫画を読んだりダラダラ家で過ごすのもいいですし、友達と思いっきり遊んできてもいいです。
コレだけ思い切り遊んだんだから、また頑張ろうという気持ちが出るのか、子供たちも高確率でやる気が出ます。
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- 気分転換に運動や散歩をしてみる:
気分転換に運動や散歩をしてみるとやる気が出ない日は気持ちが切り替わることもあります。
勉強ばかりで机にしがみついていると身体も凝ってしまい、やる気が落ちてきます。
運動をすることでストレス発散にもなるので、思い切り身体を動かすのもいいでしょう。
また、運動が苦手な子なら散歩に出かけても結構気分転換になります。
川沿いの桜を見て回ったり、森林公園に行って緑を見たりすると目も癒されますよね。
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- 試しに5分勉強を始めてみる:
学習習慣を継続してほしいので、親としては毎日勉強するのは休んでほしくないと考える人もいるでしょう。
そんなときはとりあえず5分程度勉強させてみるのがおすすめ。
5分勉強すると「もうちょっと切りのいいところまで」となって、意外と集中して勉強することがあります。
結局、やる気が出なかった日もスイッチが入り、勉強してくれるなんてことも。
一度エンジンがかかると子供は集中して勉強してくれるので、とりあえず簡単なものをやらせてみるのもいいでしょう。
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- やることを1つ・2つにして勉強を切り上げる:
どうしても勉強を休ませたくない場合は外せない勉強を1つ2つこなして学習を切り上げさせるのも手です。
勉強のやる気が出ない日に無理やり長い時間やらせても、効率が悪いので短時間で終わるもの・個数を少なくするなど工夫をすると「勉強をした」という実績も残り罪悪感も軽減できます。
また、次の日にやるべきこともその分減るので、精神的負担も軽くなるでしょう。
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- その日はもう寝ちゃう:
やる気が出ない日は疲れている可能性もあります。
そのときは思い切って早めに寝てしまうのも手でしょう。
朝早く起きた方が効率的に勉強できることも多いので、試してみてください。
ちょっとしたことですが、結構効果あります。
まあ、親はちょっと勇気がいる行動ですが、思い切って一度試してみてください。
意外と以前よりも勉強効率がはかどるかもしれませんよ。
勉強のやる気の出ない日に実践したことで回復できるのか
勉強のやる気が出ない日に上記のことを実践したことで、やる気スイッチが入りやすくなりました。
毎日の勉強が習慣化しているとやる気が出ない日も定期的に来ます。
最初のころは勉強のやる気が出ない日ではなく、いつもやる気がないんでしょと思って無理やりコレだけはやりなさいとしていました。
でも、これだと益々やる気が出ない日が続いちゃうんですよね。
むしろ、勉強のやる気が出ない日はバッサリこの日は勉強しない・遊ぶ日にしてしまう方が気分の切り替えがうまくできました。
学年が上がるごとに内容も難しくなるので定期的にやる気の出ない日が来ますが、なんとか乗り切れていますよ。
いやいや勉強をしていると勉強嫌いになってしまう可能性もあるので、それは避けたいです。
毎日学校で勉強してきているんですからそれだけでも十分と考えて親も気持ちを切り替えると気分がラクになります。
勉強のやる気が出ない日は無理やりやらせるべきか悩むところですが、無理やりやらせると長期化する心配が出てきます。
むしろ、スパッとその日はあきらめるようにする・短時間で後は遊ぶなど、勉強を重くしない方がいいです。
まずは上記の対処法を試してみてくださいね。