小学生で成績が落ちることはよくあります。
うちの娘は小学生ですが、クラス替えをしたタイミングで成績が落ちたんです。
なぜ急に小学生の娘の成績が落ちたんだろうと悩みました。
ちょっとくらいだったら仕方ないのですが、かなり落ちたので心配になったんです。
今回はわたしが実際に経験したこと、対策したことを紹介していきます。
この記事は小学6年生男子、4年生女子を持つわたしが経験を元に解説しています。
小学生の娘の成績が落ちた理由
娘の成績が急に落ちた理由は何だろうと最初のうちは考えてしまいました。
でもよくよく考えるとクラス替えをしてから成績がどんどん下がってしまったんですよね。
学期終わりの成績だけでなく、毎回のテストも明らかに点数が悪かったので気になりました。
そこでいろいろ娘と話をして考えてみた結果、以下の3つが原因だなと思いました。
①クラス替えで先生が合わなかった
うちの小学校は毎年クラス替えが行われます。
クラス替えをすると当然先生も変わってしまいますよね?
で、当然合わない先生もいるんですよね。
特にうちの娘は人見知りが激しく、怖がりな部分があるので怖い先生は苦手です。
今回クラス替えをして成績が下がったときの担任の先生は怖い先生でした。
具体的に言うと以下のような感じです。
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- 頭ごなしに怒って子供の話を聞かない。
- 理由があっても怒る。
- 声が大きくて怒っていなくても怖い。
確かにわたしも実際家庭訪問や学校で話をしてみると言いたいことだけ言ってさっさと帰ろうとしていたんですよね。
「ああ、この先生人の話を聞かないな」と思いました。
子供は自分の話をちゃんと聞いてくれないと不安になりますよね?
また、小学生だからといって意見を聞いてくれないのはおかしいと思います。
最初の何日かは慣れるまで時間がかかるだろうと思っていただけですが、数ヶ月たってもダメでした。
②騒がしいクラスで集中できない
担任の先生はベテランの先生で怖いと有名でした。
そのせいもありちょっとやんちゃな小学生が集まっているクラスだったんです。
もちろん、そのクラスのすべての子がやんちゃで問題児というわけではありません。
それでも比較的やんちゃな子が集まっているクラスだったので、当然授業中も騒がしかったです。
授業参観に行っても騒がしいのはあまり変わりません。
つまり、普段はもっと騒いでいるということですよね?
これじゃあちょっと授業に集中できないなと思いました。
③やる気がなくなった
うちの娘は家では声かけをしないと勉強をしないことも多かったですが、クラス替えをしてからどんどんやる気がなくなっていきました。
というのも、担任の先生と合わない・クラスも騒がしくて好きじゃないのが原因だったようです。
確かに毎日こんな状態だったら嫌気がさすだろうなと思いました。
クラス替えで成績が落ちたときにした対策
小学校のクラス替えがあって成績が落ちた後、何かできないかと考えました。
確かに本人次第というところはありますが、少しでも娘がやりやすいようにしてあげたかったです。
特別なことではありませんが、ちょっと親が行動するだけで子供も変わります。
①先生の人となりをチェックする【舐められないように】
まずわたしがやったことは先生と話をすることでした。
娘が言っていた通りの先生なのか娘が思い込んでいるだけか、申し訳ないですが観察させていただきました。
担任の先生は基本的に話を聞かない、自分の話ばかりするような先生でした。
ちょっと珍しいなと思いましたが、こういう先生もいます。
また、親に対しても圧力がすごいなと思ったんです。
で、先輩ママたちに話を聞くと「子供も親も嫌がっている人が多い」という話でした。
わたしが感じた通り、「子供の話を聞かないし頭ごなしに怒る先生」らしいです。
どうすれば良いかなとちょっと悩みました。
ぶっちゃけわたしも苦手なタイプの先生です。
しかし、親が逃げるわけにもいかないですよね。
そこで先生に会ったときや電話でこちらも無言の圧をかけるようにしました。
ちょっと言い方が悪いですね。
わかりやすく実際にやったことを紹介します。
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- わたしがやったことは先生が言いたい放題言っているときは口を挟まないで無表情で黙っている。
- 最低限「お世話になっております」などあいさつはするが、下手に出過ぎない。
この2つだけです。
基本的におしゃべりな先生なので、しゃべりたいだけしゃべってもらいます。
まあ、口を挟もうと思っても挟めるような状態じゃないんですけどね。
で、先生がすっきりしたところで下手に出ないで話をします。
これだけでも親が強気に出ている感じがするようです。
「この家はちょっと怖いかもしれない」と思わせる程度で良いと思います。
その後、しばらくしてから先生に学習相談をすると態度が変わっていました。
親が舐められるとあまり熱心にやってくれない先生なのかもしれないと思ったので、態度に出して良かったと思います。
あまりやりたくないことですが、こういった先生にはこちらも圧をかけていくしかないのかなと思った出来事です。
②周りの先生にも何となく相談
ちょっとずれているかなと思いましたが、担任じゃない先生にも何となく相談しました。
というのも、ちょっとしたきっかけがあったからです。
娘は本当に担任の先生が怖いらしく、病院に行った後小学校に連れていこうとすると「怖い」と言い始めたんです。
なんでなのかと聞くと「遅刻したら怒られるから」と言い始めました。
「でもそれっておかしくないの?だって病院に行ったんだよ?」
「それでも先生すぐ怒るもん」
「お母さんがちゃんと話してあげるから」
「でも怖い」
というやりとりを繰り返していました。
そこでほかの先生にも相談してみたんです。
ほかの先生も「ああ」と言っていたんですよね。
でもその後、その先生がなんとなく話してくれたのか娘も嫌がらずに行くようになりました。
③家で勉強のサポートを
小学校でクラス替えをしてから成績が落ちた原因は先生やクラスの雰囲気が影響しているとわかっていても、家で何もしないというわけにはいきません。
先生の対策をしつつ家でも勉強のサポートをしっかりしていきました。
学校で不安になることが多いですが、家でお母さんに勉強を見てもらえるという安心感からか一緒に勉強するのは楽しそうでした。
④小学生の娘の味方になる
上記の通りあまり先生との相性は良くなかったので、とにかく小学生の娘の味方だという安心感を与えました。
「何かあったらすぐにお母さんに言うんだよ」といつも声かけをしていました。
誰も味方でないと子供は不安になります。
だからこそお母さんは味方なんだという意識を持たせたんです。
また、上の息子もその先生のことをよく知っていたので娘の話を聞いてあげていました。
あんまり良くないですけど、娘のストレス発散がてら息子は一緒にその先生の悪口を言っていました。
まあ基本的にはそんなことしちゃいけないと思いますけど、ここまで娘にストレスを与えているのでわたしもあえてそのことには触れませんでした。
いつもは人の悪口をほとんど言ったことがない息子も言うくらいなんですから、その先生は小学生から相当嫌われているんだなと思いました。
対策後は娘の成績もアップ
小学生の娘の成績がダダ落ちでしたが、対策後は徐々に成績も上がってきました。
そのほかにも娘に良い変化があったので、ホッとしました。
①娘の不安な心が穏やかになった
上記の通り担任の先生からかなりストレスを感じていたようでしたが、徐々に娘も不安定な心が穏やかになっていきました。
娘は怖がりなところがあるので、ほかの小学生が大丈夫な先生でもおそらく相当なストレスだったんだと思います。
でも、家に自分の味方がいる・お兄ちゃんも担任の先生を嫌いだったのが良かったのでしょう。
家で少しずつストレスを発散できたので、気持ちも楽になったのかもしれません。
②勉強も少しずつやるように変化
家でのサポートもしっかり行なっていたので、一時期嫌がっていた勉強も少しずつやるようになりました。
多分先生にわからないところを聞けない、でもわからないところがどんどん増えているという不安があったのでしょう。
わからないところがたくさん出てきてしまうとそれはもうやる気がなくなりますよね。
早い段階で気付いてあげられて良かったなと思いました。
③少しずつ成績が戻ってきた
家でも勉強をしっかりできるようになったのでテストや成績も少しずつ戻ってきました。
良い成績を取らなくてはいけないと言っているわけではありませんが、それでもひどい成績だと今後授業についていけるか心配になりますよね。
でもやる気を出してくれたことで授業にもしっかりついていけ、現在はその苦手な先生にも褒められるくらいになりました。
また、家族が味方であることで先生に対する苦手意識も徐々に減ってきたようです。
小学生の成績が落ちた理由はクラス替えで先生や友達が合わないという場合もあります。
特に先生が合わないと本当に小学生はつらいでしょう。
少しでも様子がおかしいなと思ったら、子供に話を聞いてあげてください。
実は成績やテストの点数が悪いのは先生やクラスの友達の影響かもしれません。
頭ごなしに怒るのではなく原因を追求してみましょう。
早ければ早いほど、子供も安心して学校に行きます!