公文が合わない子も!よくないと言われるのは思考力低下※Photo by Element5 Digital on Unsplash
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公文が合わない子もいるというのは、ご存じでしょうか?

こちらのサイトでは、公文で低学年のうちに計算力を高めることをおすすめしていますが、合わない子や中学年・高学年になってくると別です。

低学年のうちはとにかく公文式で計算力を養うのがいいと思いますが、徐々に合わない子やタイプに関係なく、中学受験に切り替えた方がいいです。

それでは、公文が合わない子、デメリットとなる理由を紹介していきます。

公文式が合わない子はこんなタイプ

公文式が合わない子は何といっても、同じものを繰り返すのが苦手で忍耐力がない子です。

低学年のうちは、この忍耐力を養うのに公文式がいいですが、それでもすぐに飽きてしまうタイプは公文が合わない子と言えるでしょう。

 

公文はとにかくプリント教材が多いので、繰り返しやるのがちょっと合わない子は苦痛に感じるでしょう。

計算の仕方を覚えるには繰り返しがいいですが、プリントだと面白みがなくて飽きやすいですよね?

そんな合わない子はやっぱり公文式ではなく、ほかの塾やタブレット学習に切り替えた方がやる気が衰えないと思います。

 

また、公文式は何も考えずにただやればいいと言うわけではありません。

自分でわからないところはどうやって解くのか、考える必要があります。

 

先生は丸々教えてくれるわけではありません。

子供にヒントを与える感じですね。

 

例えば…

    • どこに注目すればいいのか
    • 子供に説明させる
    • 一緒に考える

などをしてくれます。

つまり、公文ではすべて教えるのではなく、先生も忍耐力をもって「待つ」ということです。

自分で考えることを訓練しなくては、この先、自分で新しい物事に取り組むこともできません。

 

なので、自分で積極的に取り組めない子は公文式が合わない子と言えるでしょう。

また、公文式はその子に合った問題を与えられるので、理解が十分できていれば、小学1年生でも、3年生や4年制の問題を解くこともできます。

逆に小学5年生でも3年生の問題を解いている子もいるでしょう。

 

なので、公文式が合っている・合っていない子はいます。

公文式が合っている子は…

    • 自主学習を自分で取り組める子
    • 根気強く継続できる子
    • 目的意識を持てる子
    • 自発性のある子

中学受験なら公文に合わない子は通うデメリットが大きい

中学受験で公文に合わない子を通わせるのは、デメリットもあると考えている親御さんも多くいます。

どの子にも公文式が合うというわけではないので、合わない子には大きなデメリットになる可能性があります。

 

中学受験を考えていないなら、公文式で合わない子にも勉強に取り組む訓練の意味で通わせてもいいかもしれませんが、合わない子は切り替えた方がいいと思います。

基本的に公文式は自分で取り組む訓練をしてくれますが、実際に通っていた子の親御さんから聞いた話、わたしが子供のころに通っていた話をまとめると以下のようなデメリットを感じました。

1.公文はデメリット?速さばかり考えるようになる可能性も

公文では速く、正確に解くことが大前提です。

間違えれば次の単元に進めません。

ただ、普段の学習でとにかくスピードだけ重視してしまう子もいます。

そうすると正確性が落ちるんです。

中学受験では速さ+正確性が大事です。

 

早く答えを知りたい、早く終わらせたいと考えてしまう子もいます。

もちろん、公文で訓練した成果で速さにプラスして、正確性も出る子もたくさんいます。

ただし、上記のようにスピードだけ重視してしまう子も多く、そういった子は公文式は合わないと言えるでしょう。

 

公文式が合わない子は速く解く→余った時間でもう一度計算しなおすという習慣を付けさせましょう。

なかなかすぐには身につかないので、長いスパンで考えた方が良いです。

2.中学受験は論理的思考が大事!公文では身につきにくい?

中学受験は論理的思考が必要になってきますが、低学年から公文に通っていても残念ながら身につかないと思います。

理由はひたすら問題を速く正確に解くことに重点を置くことが多いからです。

 

確かにどうやって問題を解くのかということを考える必要があるので、一見、頭を使うように感じます。

でも、実際に通っていたお子さんのママに聞いたところ論理的思考力は身についていないという回答をもらいました。

わたしも小さい頃通っていましたが、とにかく問題をたくさん解くというイメージしかなく、論理的に整理していく力がついたようには思えませんでした。

 

また、慣れてくると無意識に解く、あまり考えずに解けるようになるので、その間、頭をあまり回転させていない気がしました。

むしろ、論理的思考を身につけるにはじっくり問題に取り組む必要があるので、やはり中学受験向けの塾に通った方が良いと感じます。

公文は低学年、中学受験の塾には3年生の2月から切り替えても良いですね。

3.公文は宿題量が多い!勉強嫌いにならないか心配

低学年のうちは公文の宿題の量が多くて嫌がるという悩みを持っている親御さんもいます。

その場合は先生に相談して量を減らしてもらうのも〇。

 

ただ、あまり少なくても通っている意味があるのか疑問です。

せいぜい半分くらいかなと思います。

それでも嫌がる場合は宿題の量が原因じゃないかもしれません。

    • ひたすら解くのが嫌い。
    • 問題を解くだけだからつまらない。
    • そもそも手取り足取り教えてもらえるわけではないからわからない。

子供に嫌な理由を聞いて、内容につまずいている場合は先生に相談、ひたすら解くのが嫌い・つまらないという場合はいったんやめても良いでしょう。

 

嫌がるのに無理やり継続して勉強嫌いになる方がデメリットが大きいです。

なので、自宅学習に切り替えて図形などちょっとじっくり考える勉強をしても良いと思います。

うちは波があるので計算や図形など、その都度、切り替えて勉強しているので楽しそうです。

 

また、ひたすら解くだけというのが嫌な子は、勉強嫌いになるきっかけにもなるので、特に中学受験を考えているご家庭は、すっぱり公文をやめてしまってもいいと思います。

あくまでも1意見ですが、後々、勉強が嫌いになってしまうと苦労するのはお子さんなので、合わない子は今一度考えてもいいでしょう。

公文が合わない子はほかの塾に切り替えた方が伸びる

公文が合わない子は意外とほかの塾やタブレット学習に切り替えた方が伸びる子もいます。

逆に公文式にどっぷりつかって、高学年になってから中学受験の塾に切り替えるとついていけなくなってしまったという子もいました。

 

中学受験を考えているなら、公文は低学年にとどめる方がいいかもしれません。

また、そもそも公文が合わない子は塾やタブレット学習の方がグングン伸びる子もいます。

実際にうちの子は、個別指導塾に行ってから一気に成績が伸びましたし、タブレット学習だと継続して勉強できるようになりました。

特にタブレット学習は動画を使ったり、いろいろな問題がある、問題を解くとすぐに解説を見られる、問題を解いた分だけポイントがたまって遊べるなど、飽きが来ないような作りになっています。

うちで活用していたタブレット学習はこちら↓

通信教育ならデキタス

安いので試しに使ってみようかなと思えるので、おすすめです♪

 

なので、公文が合わない、塾に悩んでいるという方は、子供に合った勉強方法をゆっくり模索していくのがいいでしょう。

公文にこだわらなくても、今はいい教材や塾、タブレット学習が出ています。

まずは今一度、検討してみてください。

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