今回はデキタスが中学受験に向いているのか、実際に過去に中学受験を目指していた息子が使ってみた感想を紹介していきます。
デキタスとはネットで学べる通信教育で、小学校、中学校の子供たちを対象とした教材です。
また、デキタスは中学受験をする小学生たちを教えてくれる塾・城南コベッツが運営している通信教育のサイトで、低価格で受けられると評判になっています。
うちも低価格で利用できるということが大きな理由で始めました。
中学受験をやめてしまったので、今までの勉強の力が落ちないようにデキタスでキープできないか、試してみました。
下の娘もデキタスを使って学んだので、2人の勉強した結果の感想を踏まえた意見です。
デキタスは中学受験向けなのか?
デキタスは中学受験向けなのか、実際に約1年間受講してみた感想ですが…中学受験の塾に入る前の前段階に基礎を学ぶのにいいかなと思いました。
ちなみに、うちの息子が受験しようと思っていたところは、偏差値60くらいのところだったので、偏差値が40~50以下のところであれば、網羅できるかもしれないなという印象です。
四谷大塚のテストなどを受けたことがある息子の偏差値は、強化によってバラバラでしたが、40~55の偏差値を行き来していました。
社会系は55、数学は苦手だったので40台でした。
なので、その息子でも簡単すぎるという部分と学べたという部分がありました。
なので、偏差値が高い中学受験にはちょっと物足りない、偏差値が50くらいまでのところを狙っているなら、活用できるかなという印象です。
ちなみに、デキタスは中学受験対策に特化したものではなく、小学校で学ぶ基礎を繰り返しマスターすることがメインになっている感じでした。
ほかのサイトではデキタスは中学受験にも十分通用するというお声がありましたが、実際に使ってみるとそこまで高度な問題まで網羅している感じではないです。
偏差値が高い中学を受験しようと思っているなら、足りないと思いますね。
あくまでも偏差値が50くらいまでのところかなあという感想です。
また、すでに小学校の基礎がしっかりできているなら、ちょっと物足りなさを感じると思います。
なので、デキタスのみで、中学受験はちょっと厳しいかなあという感想ですね。
中学受験をする子でも以下のような子は、デキタスでしっかり基礎を固めていくのがおすすめです。
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- 小学校の勉強でわからないところがある
- 中学受験向けの塾に入塾できる力がない
- 中学受験向けの塾の授業についていけない
- 机に向かって勉強するのが苦手だからまずは動画などで何とかしたい
- 中学受験で狙っている学校の偏差値が50以下くらいのところ
など、上記のような中学受験を考えているお子さんなら、デキタスがおすすめです。
中学受験向けじゃないけど、デキタスは大事なことを抑えている
デキタスはぶっちゃけガッツリの中学受験向けの通信教育ではありません。
しかし、中学受験をする子の中には、とにかく勉強するのが続かないというお子さんが結構います。
実際にうちの息子の友達がそうでした。
塾や家で勉強するにしても、口だけでなかなかやらない、やっても集中していないという子だったんです。
うちの子も小学校のうちは集中力が続かないタイプでしたね。
親としては焦りますよね~。
だって、勉強を進めてくれないとどんどん遅れてしまいますし、その分やることが山積みになって、またさらに勉強しなくてはいけない…っていう悪循環。
でも、デキタスは短時間でできる、アニメーション動画だからみればいい、その後にすぐクイズのような簡単なテストがあるので、自然と基礎が身につきやすいんです。
まあ、アニメーションの音声は先生がやっているのか、普通のアニメのような自然な声ではないんですけどねw
毎日少しずつ増やしていけば、自然と中学受験に向けての基礎固めができます。
デキタスで基礎をつけ、その後に中学受験向けの塾に入る、入塾してからも基礎的な部分はデキタスで補うというのも手ですよ。
なので、以下のような子には向かないので、該当する子はお試しで確認するだけで終わると思いますw
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- 小学校の成績が大変良いがほとんど
- 中学受験向けの塾に通っている
- 中学受験向けの塾でついていける
- 長時間の勉強や宿題をこなすのに慣れている
こういった子はデキタスでは、不十分だと思います。
ちょっとでも基礎ができていないから…という場合のみ、おすすめしますが、基礎は完璧!という子にはデキタスは物足りないですね。
中学受験をするためには、無駄な時間を使うのがもったいないので、あくまでもデキタスは基礎を固める通信教育と覚えておきましょう。
なので、基礎が完璧なお子さんにはおすすめできないです!!
ただし、中学受験を考えていて基礎が少しでも不安、小学校の成績が大きくかかわる都立中学などを受験するお子さんは、デキタスを検討してもいいかもしれません。
デキタスは中学受験向けではない?応用や問題作成を活用
デキタスは前述のとおり、偏差値が高い中学受験では難しいと思いました。
しかし、デキタスには基礎問題、チャレンジ問題があるので、基礎問題で100点取れたら、チャレンジ問題に取り掛かれるので取りこぼしを避けることができます。
しっかりできてきたらチャレンジ問題を受けてもいいでしょう。
また、何度やっても間違える問題ってあるじゃないですか?
デキタスには苦手問題を集めて作ることもできるので、中学受験の基礎固めに活用してもいいと思いますよ。
中学受験したい子の基礎固めにデキタス!学年をまたいでできるから苦手をつぶせる
中学受験をしたい子の基礎固めにいいデキタスってどんな通信教育なのか、ちょっと紹介しますね。
デキタスは中学受験の基礎固めに良いんです。
というのも、学年をまたいで関連単元を受講できるから。
通信教育って、受講している学年しか受けられないものが多いイメージがありますが、デキタスは関連している単元であれば、まだ習っていない・過去の単元を進めることができます。
デキタスの通信教育は小学1年生~中学3年生まで受けることができ、わからなかった関連する単元をさかのぼり、繰り返し動画を見たりテストをしたりすることができるんです。
つまり、苦手な単元をつぶすことができるので、中学受験の勉強をする前にわからない基礎をなくすことができます。
これなら中学受験が不安、低学年のときは塾に行かせてなかったからわからないところが結構あってどうしたらいいかわからない、小学1年生から中学受験に向けて塾に通うのはちょっと…と考えているご家庭にぴったりだと思います。
関連した単元のみになりますが問題をさかのぼり、予習的にどんどん先にすすめるので、その子にあったペースで勉強できるので助かりますよね?
また、今まで何となくわかっていたかなあ?と思っていたところも、実はよく理解していなかったとなったときも、デキタスだけで学ぶことができます。
関連単元のみですが、ほかの学年の怪しいところを学べるデキタスはわからなかった基礎を洗い出す、うろ覚えのところを復習する、どんどん先にすすめられるので、余裕をもって勉強に挑むこともできるので活用しやすいです。
さらに、中学受験向けの塾に通っているお子さんでも、途中から結構ついていけなくなった…基礎的なことは自分で勉強してこい!と言われる塾もあると聞いたんですよね。
そんな子たちにも、基礎をしっかり復習するにはデキタスを活用するのがおすすめです。
ちなみに、デキタスは小学校1年生から中学3年生まで学習することができるんですが、関連単元に関してはほかの学年も勉強できるのは助かります。
ちょっとびっくりですよね?
これなら中学受験向けではなくても、サブ的な教材としてガッツリ使いこなせばかなりメリットがあります。
なので、中学受験向けで完璧ではなくても、基礎をしっかり固めたいというなら、サポート的に使ってもいいのではないかと思いますよ。
中学受験の基礎ができているか知るには全国得点ランキングをみるのがおすすめ
デキタスには添削というものがありません。
まあ、金額的にも安いのでそこまでのサポートは厳しいですよね。
では、どのくらい実力がついたのか知るには…デキタスには全国得点ランキングというものがあるんです。
日々学習をしていると得点が上がっていくので、全国得点ランキングに表示されることも!
ちなみに、100位までの表示なので、ここに掲載されたい!とモチベーションが上がるかもしれませんよ?
基礎的な問題なので、そこまで難しくないはずだからこそ、ここで頑張り掲載されれば、自信にもつながりますよね?
中学受験の塾ではテストが散々だ、基礎がまだまだついていないから不安だという子のモチベーションアップになれば、うれしいですよね。
デキタスで中学受験準備にすすめたい理由 小学校の成績が関わるなら
通信教育って複数まとめてパックだったり、教科ごとに選んだりできるところが多いと思います。
デキタスは、一律で全教科まとめてパックになっています。
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- 小学1年生・2年生は、国語、算数、英語、生活
- 小学3年生・4年生・5年生・6年生は、国語、算数、英語、理科、社会
- 中学生は、国語、数学、英語、理科、地理、歴史、公民、国文法
これなら全ての教科を網羅しているので、中学受験に必要な基礎固めがしやすいですよね。
また、小学校によって使用している教科書が異なるので、お子さんの通っている小学校の教科書をデキタスでは設定することができます。
中学受験では、教科書選択どうこうは関係ないと思いますが、都立などでは小学校の成績も中学受験に大きくかかわります。
なので、小学校の成績は絶対に落とせません。
少しでも不安があるご家庭は、デキタスで確実に小学校の成績アップを目指し、少しでも都立中学受験を有利にしましょう。
デキタスの基本情報
デキタスは無料体験5日間ができるので、まずはどんなものか試してみてもいいでしょう。
また、デキタスでは定期的に1か月無料というイベントを開催しています。
もし、デキタス1か月無料というキャンペーンを行っていたら狙い目なので、試してくださいね。
受講料その他の基本情報は以下の通りです。
対象学年 | 小学校1年生~中学校3年生 |
授業形態 | ウェブ学習システム |
選択可能教科書一覧
教科 | 出版社 |
国語 | 標準版 |
算数 | 学校図書・教育出版・啓林館・大日本図書・東京書籍・日本文教出版 |
理科 | 学校図書・教育出版・啓林館・大日本図書・東京書籍・信州教育出版 |
社会 | 教育出版・東京書籍・日本文教出版・光村図書 |
生活 | 学校図書・教育出版・啓林館・大日本図書・東京書籍・日本文教出版・光村図書 |
英語 | 標準版 |
デキタスの料金・費用
入会金 | 0円 | |
学年 | 小学生 | 中学生 |
料金 | 3300円 | 4400円 |
これなら、数か月利用してしっかり基礎を固めするにも、あまり費用を駆けなくて済みます。
中学受験に向けての下準備がしやすいのはありがたいですよね。
デキタスだけでは中学受験対策できないけど基礎固めにはいい
デキタスだけでは、中学受験対策はできないと思います。
というのも、基礎学習に特化しているからです。
また、デキタスには書き取りや定期テストなどもないので、プラスアルファでやる必要があります。
さらに、偏差値の高い中学受験で出るような難しい問題はそれほどないため、基礎だけできていればいいというわけにはいかないでしょう。
ただし、小学校の成績が関わる受験であれば、小学校の成績を上げる助けにはなると思いますよ。
中学受験を考えていて、基礎がしっかりできていないという子は、デキタスを体験しても良いかもしれませんね。
まずは無料体験から、デキタスを試してみましょう。