勉強ができる子の部屋ってどんなふうにしたらいいのか、どうせなら頭が良い子が育つ環境にしたいって思いますよね。
うちも四苦八苦していましたが、勉強ができる子の部屋に遊びに行くと「こういう環境で頭の良い子が育つんだ」と思う場面が多々ありました。
今回はうちも実際にお友達のお部屋を参考にして、実行している勉強ができる子の部屋のモデルを紹介します。
小学6年生男子、4年生女子を子供に持つわたしが経験を元に解説していきます。
頭の良い子を育てたいなら、以下を参考にしてみてくださいね。
勉強ができる子の部屋は整理整頓ができている!ポイントは8つ
勉強ができる子の部屋は整理整頓がある程度できています。
整理整頓されていないと「何がどこにあるのかわからない」「何が宿題かわからない」「何を持っているのかわからない」など問題が多くなるからです。
なので、勉強できる子の部屋は整理整頓ができるのが大事だと覚えておきましょう。
①頭が良い子は整理整頓もできている
何人かの頭が良い子のお部屋にお邪魔したことがありますが、頭が良い子はある程度整理整頓ができています。
もちろん子供なので完璧ではありませんが、何がどこにあるのかわかるようになっているんです。
これは親の影響もあると思いますが、整理整頓できていると勉強しやすいですし何か調べものもしやすいでしょう。
②整理整頓ができない!親も片付けのサポートを
うちの子は兄妹ともにめちゃくちゃ整理整頓が不得意です。
気づくとすぐにぐちゃぐちゃになるタイプなので、かなり気を付けています。
本人も気が緩むとまあいいかとなるようなので、親が整理整頓できるようサポートしています。
片付けが不得意な子に最初から完璧を求めるとやりません。
なので、まずは箱に出したものをしまうだけでもOKというスタンスで始めました。
これは小さい子におもちゃをしまうようにさせるのと一緒ですね。
また、カバンからは中身を出したか声掛けをすると気を付けるようになります。
ただし毎日言い続けるのは大変なので、以下のことを実践すると良いです。
③毎日整理整頓の時間を強制的に設ける
毎日毎日「あそこ片付けた?」「ここ片付けた?」と聞くよりも、小学生になったら整理整頓を自分でさせるべきです。
それでも、なかなかできない子がいます。
その状態だと勉強ができる子の部屋以前の問題ですし、自分の頭で考えることをしません。
なので、毎日夕方~夜に整理整頓タイムを設けて皆で片付けするようにしています。
時間は15~20分程度でOKです。
それが終わらないとゲームはできません。
毎日決まった時間に片付けをするルーティンワークにしてしまえば、だんだん習慣化できていきます。
またキレイな状態の部屋の写真を撮っておき、この状態をキープするように言っておくと結構イメージしやすいみたいです。
どれだけ汚くなったのかもわかりやすいかもしれません。
キレイに片付いていると自然と勉強ができる子の部屋に近づきます。
うちの子も片付けできている部屋になってからは勉強が進んでいます。
④文房具は立てるタイプ&引き出しにしまう
文房具は筆箱だけではなく、立てて置ける物を用意。
これは娘が手作りしたものを現在使っています。
ポンと置ける楽なタイプの方が片付けやすく最後に引き出しにしまうだけでOKにしておけば、すっきりするんです。
また引き出しには勉強関連の物のみ入れるようにすれば、あれがないこれがないと探さなくて済み時間を無駄にしないのでラクチンになります。
頭を使って片付けることで頭の良い子、勉強ができる子の部屋になります。
⑤見やすい本棚にたくさんの本を置くのはOK
本棚には好きな本をたくさん置いておくようにしています。
勉強できる子・頭の良い子の家ではリビングに本棚があり、図鑑や辞書などがおいてありました。
ただうちはリビングが狭いのと勉強部屋・リビングが直接繋がっていることもあり、極端に気にしなくても良いかなと自室の本棚に本を入れさせてます。
うちの子たちは本が大好きなので、本があふれかえるほどです。
特に何度も読む本は本棚へ、何度も読むものでなければBOOKOFFへ処分するか図書館で借りてくるようにしています。
図鑑・辞典・歴史本などは充実させ、すぐに出せるところにしまっておくのがおススメ。
何か疑問に思った事をすぐに調べられるように本棚で分かりやすく分けておくと使いやすい、片付けるのも簡単です。
また本を置く場所が少ない場合はタブレットで調べられるようにしておくと場所を取らないのでおすすめ。
片付けが楽な上、子供の興味をそがずにすみます。
子供の好奇心をつぶさずに追求できるようにしておくことが頭の良い子を育てるコツになるので、タブレットも用意しておくと良いでしょう。
ただしタブレットに関しては勉強部屋に置くのではなく、リビングで調べられるようにするのがおすすめ。
というのも、YouTubeなどをダラダラ見てしまう可能性があるからです。
すぐに取り出しやすいようテレビの棚に置いておくなどすると良いでしょう。
⑥地球儀は地図で代用なら狭くても活用できる!
普段から地図・地球儀に触れられる環境が整っていると良いですが、狭い家だと地球儀でも邪魔だと思いますよね。
片付けておく場所もないなら、100円ショップなどで売られている地図でもOKです。
また部屋のすぐ目に付くところにスペースがない場合、トイレに地図を貼っておくのも良いですよ。
なかなか見ない子はトイレに座って時間を過ごすときに見れるほうがよく覚えます。
これなら整理する必要がないので、すっきりした部屋を維持できるのでおすすめです。
⑦子供部屋は開けっ放しで声掛けを
基本的に子供部屋は開けっ放しできる環境の方が良いです。
特にうちの場合、リビングと直接つながっている作りなので絶対にドアは閉めさせません。
開けたままだとすぐに目につくので片付けの声掛けがしやすいですし、子供たちも自分でも気にするようになります。
また勉強するときにさぼる癖も抜ける、親に質問しやすいというメリットがあります。
⑧身近な頭の良い子の部屋を参考にする
ネットで出ている勉強のできる子の部屋を参考にしたいと以前調べたことがあります。
しかし、とにかく広々とした設計の家だったのでまったく参考になりませんでした。
うちはマンション2LDKの部屋で、リビングが8畳と6畳以下の部屋が2つです。
理想的な勉強ができる子の部屋を作りたかったんですが、参考にできませんでした。
なので、同じようなマンションに住んでいる身近にいる子の部屋を参考にさせてもらいました。
勉強ができる子は完璧に部屋がきれいというわけではないですが、やはり片付けしやすい工夫がされています。
部屋のサイズはその子たちの家よりもうちはさらに狭い、兄妹がいるのでさらに工夫してみました。
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- 勉強机は兄妹1つで使う。
- 勉強時間がかぶるときはリビングの大きな机と勉強机でする。これは親に質問しやすくなるので交代で勉強させると良い。
- 二人とも勉強部屋で学習したい場合はミニ机を出す。
- 勉強机の上の棚は二人分の教科書のみで他の本は別の本棚に入れる。
- かばんはすぐに使うものはカバンかけ、普段そこまで使わないものは箱型のケースに入れてすっきりさせる。
机を2つ置かない理由はスペースが狭いからです。
机を2つ置くことで圧迫感が出て勉強しづらい空間になり、その場所にいたくなくなります。
そのほかのことも併せて改善したところ、勉強がスムーズになり上の子は勉強ができる方の子の部類に入りました。
また、ミニ机は折りたたみできるキャンプ用の机などでOKです。
さらにカバンは学校用のものが数種類、普段使いが数種類あるので、カバンかけに2人分かけられませんでした。
なので、カバンかけとケースに分けて入れるようにしています。
結果、整理しやすく見た目もきれいになりました。
これなら部屋がすっきりしますよね。
勉強ができる子の部屋を作れない!リビングでも十分
上記の通り、勉強ができる子の部屋を真似したいと思いますが部屋が狭いという場合はリビングでもOK。
そもそも小さいうちは勉強ができる子の部屋を真似しても、なかなかそこで勉強しません。
小学5年生あたりまではリビングで勉強をメインにした方が良い場合が多いでしょう。
勉強部屋を確保するよりもすっきり片付けて学習しやすい環境にした方が良いです。
①テーブル+プラスチックランチョンマットで片付けやすく
勉強をリビングでさせたいなら最低でも大きめの机を置くようにしましょう。
というのも、小さいテーブルだと勉強道具が乗らないということがあります。
広々使えた方が子供も勉強しやすく、集中できます。
またリビングのテーブルが汚れることが心配なら、100円ショップのプラスチック製のランチョンマットがおすすめ。
プラスチック製のランチョンマットを使うメリットは以下の通りです。
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- テーブルが汚れず毎回汚れ落としに苦労しない。
- 100円で済むので定期的に替えられる。
- 物をのせたまま勉強机に移動することも可能。
なので、一度使ってみても良いでしょう。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
ここ数年、リビング学習に注目が集まっていますが、デメリットは何と言っても机が汚れること。 リビング学習で集中力 …
②二人同時に勉強のときは折りたたみ式のミニ机を活用!片付けが楽
前述の通り兄弟で勉強時間がかぶる場合、リビングのテーブルと勉強部屋の机を使うのがおすすめです。
しかし、「二人ともリビングのテーブルで勉強したい」「テーブルのサイズが大きくできない」という場合はミニ机を使ってもOKです。
うちでは状況に合わせてミニ机を出して勉強しています。
前述の通り、ミニ机はキャンプ用のテーブルなどでもOKです。
これなら隙間にスッと入れられるので、すっきりした部屋になります。
③ホワイトボードの代わりにロール紙を代用
置く場所があるならホワイトボードを使うのがおすすめと言われていますが、結構大きいですよね。
うちはそんなスペースありません。
なので、どうしても使いたいときはロール紙を使っています。
これならサイズも幅10センチ程度で済むので、隙間に入り整理しやすいです。
上記の通り、勉強ができる子・頭が良い子のお宅をテレビで参考にしたりお友達のお宅を訪問して参考にしたりします。
でも、とにかく部屋の広さが違う!と悩みました。
こういうお宅は多いと思います。
考えたのが物を減らす、コンパクトなものを代用する、図書館を利用するなどです。
また、片付けをルーティンワーク化することで散らかりすぎていた部屋が落ち着いてきました。
さらにキレイな状態の部屋の写真を撮っておくとイメージしやすいです。
勉強部屋が確保できない場合はリビングで代用してもOKですし、小さいうちはリビングの方が良いでしょう。
勉強ができる子の部屋を作りたいなら、まずは上記のことを試してみてください。