さくらんぼ計算とはいつから使う解法?つまずいた時の対処は
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さくらんぼ計算とは何か、どんなやり方なのか、知らない親御さんが多いですよね。

親世代は幅広いものの、おそらくさくらんぼ計算とはどんなやり方なのか、いつから使っているのか、最初から知っている方はほとんどいないと思います。

いつからさくらんぼ計算が始まったかは明確ではありませんが、いろいろ調べてみたところ、どうやら平成19年あたりからスタートした計算方法なようです。

なので、さくらんぼ計算とはどんなやり方なのか、いつから使っているのか、知らないという方は多いでしょう。

そこで今回はさくらんぼ計算とはどんなやり方なのか・いつから使い始めるものなのか・なぜわかりづらいのか紹介します。

さくらんぼ計算とは?どんなやり方なのか

さくらんぼ計算とは算数の解き方のひとつで、小さい子でもわかりやすくしようというやり方です。

1+2=3といった単純な問題ではさくらんぼ計算は活躍しません。

しかし、計算問題はこんな簡単なものばかりではないですよね?

さくらんぼ計算とは繰り上がり・繰り下がりで答えを導き出すのに便利なやり方です。

低学年だとそれほど難しくない繰り上がりでも、1桁の計算方法と異なり一気に混乱してしまう子も出てきます。

そこで活躍するのがさくらんぼ計算というやり方。

さくらんぼ計算とはわかりにくい繰り上がり・繰り下がりでも、視覚的にわかりやすくしたやり方なんです。

具体的に言うとさくらんぼ計算とは1つの数字を2つに分割して答えを導き出します。

例えば、足される数と足す数があったとします。

さくらんぼ計算とはまずは後ろにある数を2つの数字に分解して前の数を10や1の位を0にして計算しやすくするやり方なんです。

例えば、7+5=12という問題を例にしてみましょう。

これをさくらんぼ計算でやってみると7はそのままで、前の7を10にできるよう後ろの5を分解します。

つまり、7+5=7+(3+2)と考えるんです。

これは無意識に頭の中でやっている人もいますよね。

さくらんぼ計算とはいつから使う解法?つまずいた時の対処は

また、引き算も同様です。

例えば、12-3=9という問題を例にしてみましょう。

これをさくらんぼ計算で答えを導き出すと前の12はそのままで、12をいったん10にできるよう後ろの3を分解します。

つまり、12-3=12-(2+1)または12-3=12-2-1ということです。

小さいお子さんだとこの分解がややこしいやり方だと感じて難しくとらえることもあります。

さくらんぼ計算はいつから使うようになるのか

いつからさくらんぼ計算というやり方を使うのかというと小学校一年生からです。

さくらんぼ計算というやり方を使い始めるのがいつからなのか知らなかった方は、早い段階で親もサポートするのがおすすめです。

さくらんぼ計算とは少し難しくなる足し算・引き算に使うのが有効なので、結構早い段階で利用するのが効果的。

明確に言うと前述している通り、繰り上がり・繰り下がりのタイミングでさくらんぼ計算を使い始めます。

繰り上がり・繰り下がりはいつから出てくるのかというと小学校一年生の時点でもう出てきます。

なので、さくらんぼ計算というやり方は小さい子には難しく感じてしまう場合もあるようです。

また、小学校で必ずさくらんぼ計算を使わなくてはいけないと決められているわけではありません。

あくまでも小学校によって取り入れているかどうかは決まるようなので、いつから始まるんだろう?全然使わないということもあるでしょう。

さくらんぼ計算のメリットとは 

わざわざさくらんぼ計算を使う必要があるのか疑問に思いますが、さくらんぼ計算というやり方は何かメリットがあるのでしょうか?

実はわたしたちも無意識に頭の中でさくらんぼ計算のように分解して計算する癖はついている人が多いです。

例えば、さくらんぼ計算ではまず前の数字の1の位が0になるように数字を2つにわけますよね?

親世代によってはこういうやり方をしなさいと習っていなかった計算方法だったと思います。

ただ、暗算をする場合、頭の中で正確かつ簡単に計算できるよう数字を分解して計算している人がほとんどでしょう。

なので、さくらんぼ計算というやり方を覚えておくのはメリットがあります。

また、学年が上がると数字が大きくなって計算をするため、無意識にさくらんぼ計算が頭の中でできるのはメリットが大きいです。

さくらんぼ計算が出てきた時点で、早めに使いこなせるようにしておくと有利になりますよ。

さくらんぼ計算はわかりづらい?デメリットとは

前述の通り、小学校一年生からさくらんぼ計算というやり方を使う理由はより計算がわかりやすくなるようにするためです。

ですが、逆にお子さんによってはさくらんぼ計算のやり方がどうしてもマスターできない・わかりづらいと泣いてしまう子もいます。

なかなか理解できない子にとっては、強引にさくらんぼ計算を使わされても、逆にデメリットと感じますよね。

確かにわざわざわ分解してその数字を後ろの数字と足して残りの数字を足して…子供によってはそのままでもいいじゃん!となって、デメリットにしかならないかも。

そのほかにもさくらんぼ計算が理解できない・わかりにくい・困る理由・デメリットになることはいくつかあります。

答え自体を暗記してしまっている

さくらんぼ計算以前の問題ですが、簡単なものを繰り返し説いていると答え自体を暗記している子もいます。

その場合、学校・塾・親からいくら教わってもさくらんぼ計算というやり方自体が理解できない場合もあるようです。

そういった場合は答えを暗記している可能性を考えてください。

まあ、現段階では早く問題が解けて「すごいね!」といわれるかもしれませんが、無限に暗記できるわけではありません。

計算の仕方を理解できていないと高学年になってから計算でつまずくことも考えられます。

簡単な計算だと繰り返し練習することで覚えてしまうのは仕方ないかもしれませんね。

実際にうちの小学校では数が小さい数字の計算は繰り返しできるようにカードが渡されました。

実際のカードはこちら。

足し算の暗記カード

これでさくらんぼ計算というやり方を絶対使えと言われても、「知らんがな!」って言いたくなりますよねw

暗記すればいいのか、さくらんぼ計算にすればいいのかわかりません。

だからさくらんぼ計算で混乱するのかもしれないですよね。

しかし、暗記したものを書いているのかがさくらんぼ計算を使うことでわかることもあるので、デメリットとは言い切れません。

そろばんとは解法が真逆

さくらんぼ計算がわかりづらい・混乱する理由はそろばんと解法が真逆ということです。

まだまだ、そろばんを習っている子は結構多いし、つまずきやすい子はそろばんを習っている子という話をよく聞くのでちょっと困りますよね~。

そろばんの場合、最初に出てきた数を分解して答えを導き出します。

つまり、さくらんぼ計算とやり方が逆なんです。

そろばんで「8+5=13」の計算では、最初の数字8を1の玉3つと5の玉1つで表します。

次に5の玉をはらって10の玉を1つ使い、1の玉3つはそのままにして答えが出ます。

言葉だとわかりにくいので以下の写真を確認してください。

まずは8をあらわしたのはこちら。

そろばん1

足して13になったのはこちら。

そろばん2

さくらんぼ計算では後ろの数を分解しますが、そろばんでは前の数を分解します。

まあ、前か後か分解するんだから変わらないのでは?と思いますが、子供からしたら混乱しやすいですよね。

しかも、そろばんを習っている子は頭の中にそろばんを思い浮かべてパパッと暗算できる子が多い!

わざわざ素早く計算できるのにわかりづらいさくらんぼ計算をやる理由は何ぞや?と疑問ですよね。

さくらんぼ計算をマスターすることで混乱するならデメリットにしかならないのでは?と思います。

計算する過程が正しいならやり方はどれでもいいと思いませんか?

そろばんを習っている子はかなり苦戦しているという話も聞くので、先生にもそのあたりは考えてほしいです。

一桁の計算もさくらんぼ計算を強制される

一桁の簡単な計算はパパッとできるのに、さくらんぼ計算というやり方を使って計算を強制させるのはちょっと困りますね。

まあ、これから数が大きくなるにつれわかりづらくなりますから簡単なもので練習させる・理解させるためにやっているのでしょう。

ですが、単純な一桁の計算はパッと答えを導き出すことができる子も多いです。

それなのにわざわざわかりにくいさくらんぼ計算を利用して答えを導き出させるのは、パッと答えを出せる子供にとっては面倒くさい計算方法だと思います。

普通に計算すると早いのにさくらんぼ計算を用いることでわかりにくく計算のスピードがどんどん遅くなる子もいると聞きました。

できれば計算方法は強制するのではなく、あくまでもこういう計算方法があると紹介するだけに留めて欲しいです。

先生によってはさくらんぼ計算じゃないと不正解にする

先生によっては答えがあっていてもさくらんぼ計算を使わないと不正解にされることがあるのは困ります。

さくらんぼ計算を習っているとき、テストで解答を導き出す際にわかりにくいさくらんぼ計算を使っていないと不正解や減点にする先生もいるようです。

この話を聞いたとき、「え?答え間違ってないよね?」とびっくりしました。

「何が間違っているのか説明してほしいわ!」と突っ込みを入れたくなります。

でも、習ったその時点での見直しになるので仕方ない部分もあり何とも言えません。

確かにわかりにくくても「さくらんぼ計算で計算」と指示があれば、それを使うしかないんですよね。

でも、その辺は大目に見てほしいと思うのはわたしだけでしょうか?

というか、前述の通り、計算方法を強制しないでほしい…。

子供によってやりやすい計算方法は変わります。

正しく答えを導き出せるならわかりにくいさくらんぼ計算にこだわらなくてもいいと思いませんか?

なので、最終的に正しいのであれば丸をつけてほしいと思う親御さんは多いでしょう。

さくらんぼ計算で不正解になったら親がした方がいいこと

算数の計算方法はぶっちゃけどんなやり方でもいいと思いますが、不正解にされたら先生に抗議もできません。

そんなとき、子供に対して親がした方がいいことって何なのか悩みますね。

まあ、とにかく正しい答えを導き出せるなら、こだわってわざわざわかりにくい「さくらんぼ計算」を使う必要がないですよね。

ただ、頭のかた~い先生はさくらんぼ計算というやり方をやっていないから「不正解!」と判断することもあります。

なので、子供へのフォローは考えておいた方がいいでしょう。

実際に答えは正解なのに不正解や減点になったという話も聞きますから、親としても納得がいきません。

さくらんぼ計算を習った時点でそれを理解しているかの確かめがあるので不正解となった場合、親はどうしたらいいのか悩みます。

悩んだときは以下の対処法を取り入れてみてください。

どのように計算したのか話を聞く

まずはお子さんにどのように計算したのか聞きましょう。

正解を導き出せているならまずは褒めてあげてください。

やり方は間違っていない、その方法も正しいと肯定してあげるのが大事です。

また、わかりにくいさくらんぼ計算を使って途中までできているという場合も褒めてあげてくださいね。

「ここまでは合っているんだよ。じゃあ、間違えたところをもう一回やってみようか」と親御さんも一緒に取り組んであげましょう。

途中までできている場合は後は慣れの問題だと思うので、繰り返しさくらんぼ計算に取り組んでください。

繰り返し練習することでだんだんできるようになります。

反復練習の重要性については以下の記事をご覧ください。

習ったときにマスターする癖づけ

わかりにくいさくらんぼ計算というやり方を使わなくても正解は導き出せますが、苦手なものを避けて通る癖はつけない方が良いです。

習ったものはそのときに毎回、マスターするようにしてください。

そうしないと今後苦手なことが出てきても逃げる癖がついてしまいます。

あくまでも計算方法のひとつではあります。

でも、さくらんぼ計算というやり方も理解できるようにしておきましょう。

先生に相談する・親が教える・塾で教えてもらう・通信教育のアニメーションなどで理解するなど、いくつかの手法を取り入れても良いと思います。

通信教育について全くわからない方は別途記事を掲載しているのでチェックしてください。

学年が上がったときに理解していないとまずい

さくらんぼ計算は繰り上がり繰り下がりの計算をするときに使いますよね?

つまりは計算方法に重点を置くというよりも、繰り上がり繰り下がりの概念を理解させるために使っているんだと思います。

このように繰り上がり繰り下がりを論理的に考え、その過程を理解することが大事なのです。

単純に「これはこうなる」と覚えるのではなく、論理的に考えることで深く理解することができます。

大人になってからもそうですよね?

単純に覚えるよりもどうしてこうなるのか、論理的に学び理解した上で暗記した方が頭に定着します。

だからこそ、高学年になる前に論理的に理解することが大事でありさくらんぼ計算を理解することが大事なのだと思います。

 

わかりにくくてもさくらんぼ計算というやり方を理解し覚えることは今後の学習に役立ちます。

さくらんぼ計算は大人でも「え?こんな面倒くさい方法を使っているの?」と感じる人も多いです。

逆に「わかりやすい」と感じる人もいるので、あくまでも解き方の1つで使いやすいなら今後も使っていけば良い話です。

ポイントはあくまでも論理的に考えられる癖をつけることにあると覚えておきましょう!

 

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