休校中の過ごし方って、小学生の間は何をしたらいいかわかりませんね。
もちろん休校中は基本的に勉強はしっかりやってほしいですが、小学1年生くらいだと遊んで終わりになる過ごし方しかできないことも。
実際に知り合いの小学1年生のママさんに聞くと「ほぼ勉強はやっていないよ。何していいかわからない」と休校中の過ごし方に頭を悩ませている方がいました。
特にコロナウイルスで休校になった小学1年生は授業自体受けていないですよね。
休校中に小学1年生が「勉強する」というのはなかなか難しいかもしれないなと思いました。
そこで今回は小学1年生と中学年~高学年向けの休校中にぜひ取り組んでほしい勉強スケジュールのモデルケースを紹介します。
小学1年生でも高学年でも活用できるプランなので、ぜひ実践してみてくださいね。
休校中についついやってしまう過ごし方
休校中はついつい「小学校が休みだ!」と思って勉強などせず、これでもかってくらいだらけた過ごし方をしちゃうのではないでしょうか?
わかります。
大人だってだらけたい。
特に小学1年生くらいだと休校はただの休みで好きなことをやっていい、勉強なんてしなくていいと思いたいですよね。
でも!
休校中は普通の休みとは異なるので、楽しむための時間ができたわけではありません!
気の緩みからだらしない過ごし方をすれば、そのまま体型や頭の中もゆるゆるになっちゃいます。
休校が明けたら勉強についていけるのか心配になるし過ごし方は見直したいものですよね。
でも、意識しないとすぐにだらしない生活に陥ります。
生活リズムが乱れる
休校中に一番陥りがちなのが、生活リズムの乱れです。
これ、わかりますよ。
だって決まった時間に必ず行かなくてはいけない小学校が休校なんですから、長〜く寝たいですよね。
で、朝は10時過ぎに起きて朝昼兼用のご飯にするなんてあるあるです。
朝が遅ければ、当然夜も遅く寝ることになります。
これで悪循環のループに入りますよね。
朝起きるのが遅いから気持ち的にもだらけて「お昼食べてから勉強するよ〜」と言い始めます。
で、午後になれば「なんかダルいから明日から勉強する」と。
「…ふざけるなああああ!」とお母さんはキレますよね。
わかりますよ、ええ。
うちでも実際にありますし、周りのご家庭でもよく聞きます。
でも、断ち切らないとずっとこれが続き、休校明けからツラくなるのは本人です。
まあ、本人の責任としてもいいですが、まだ小学生のうちは親がある程度生活リズムのコントロールが必要です。
特に小学1年生は元々勉強が始まるのでもいっぱいいっぱいになるのに、リズムが乱れてしまっていては休校明けからが余計大変になりますよね。
運動不足でストレスが溜まる
休校中の過ごし方は基本的に自宅に引きこもりになり、運動不足になりがちです。
うーん、2~3日くらいなら家にずっといてダラダラする過ごし方もいいと思います。
でも、長期間の休校ではずっと家の中で引きこもりになるとかなり運動不足になるんですよね。
動ける範囲も限られてるし、マンションに住んでいたら家の中に階段もないのでさらに運動不足になります。
ストレッチといっても、子供はそんなの面倒くさいと思うのでやってくれないし。
運動不足になればストレスも溜まり、勉強なんかやる気も起きません。
休校になると運動不足になり怠惰な過ごし方をするなんて悪循環になります。
なので、できれば家の中でもできる運動を毎日続けたいですね。
ゲームし放題でキレやすくなる
休校中で自宅に引きこもりになるとどうしてもゲームを長時間やってしまい、キレやすくなる子もいます。
確かにゲームくらいしか楽しみがないとついついダラダラと続けてしまいますよね。
でも、ゲームばかりやっていると夢中になりすぎてちょっと邪魔されるとイライラしたりキレたりしがちです。
休校中はいつもより多めにゲームをしてもいいと思いますが、運動や勉強もバランスよく取り入れた過ごし方をしないと余計ストレスになります。
1日にやるゲームの時間はある程度決めて、ほどほどにしておかないと家族でケンカばかりになるかもしれませんね。
うちも時間を守らないで「くぉらああああ!」と怒ることがたびたびあります。
男の子はゲームが大好きなので、ついついルールを破りがちに。
厳しいルールはストレスになるので緩めでいいとは思いますが、子供がちゃんと決まりを守れるようにしましょう。
休校中は家族全員で快適な過ごし方をしたいですよね。
最低限気をつけたい休校中の過ごし方
休校中の過ごし方はあれもこれもルール化しすぎないことが大事だと思います。
確かに勉強は継続しないとまずいとは思いますが、あまりガッツリきちんとしたスケジュールを決めてしまうとストレスになりますよね?
だからといって、休校中の過ごし方に口を出さないと上記のようなだらしない生活態度になってしまうでしょう。
休校中の過ごし方で最低限気をつけた方がいいことをリストアップしてみました。
勉強も継続しつつ、小学1年生からでもできるポイントをおさえてください。
普段と同じ生活リズムで過ごす
休校中で一番陥りやすい生活リズムの乱れは回避したいので、普段と同じ過ごし方を心がけるのがいいです。
まあ、いつもと同じように「朝早く起きなきゃダメ!」と厳しくルールにしなくてもいいと思います。
でも、ある程度起きる時間は決めておきましょう。
例えば、小学校があるときは6時半に起きていたとします。
それなら「毎朝、6時半~7時には起きようね」と子供と決めておきましょう。
まあ、7時半くらいまでは許容範囲だと思いますが、それ以上遅くなると夜も早く寝られなくなります。
遅くまで起きていれば当然朝も早く起きられなくなるので、朝起きる時間はできるだけルーズにならないように気をつけてください。
ちなみにうちのケースでは土日はそこまで気をつけていません。
普段の疲れをしっかり取るために、ある程度遅くなってもいいかな。
それでも10時、11時まで起こさないと夜寝られなくなるので、部屋の外で生活音を立てて自然と目覚めるようにしていますね。
また、この機会に朝型の身体作りをしておくと調子がよくなる・よい習慣がつくでしょう。
うちでは朝一で少し勉強した後に、小学校へ行くという習慣をつけていました。
今も継続中です。
短時間でもいいので朝一で勉強をしておくと集中力が上がります。
休校明けまでに朝の勉強習慣をつけておくといいかもしれません。
生活リズムが安定する・集中力が上がり小学校でも情報の吸収がよくなると思います。
ただ、無理のない範囲でできることからやっておくといいですよ。
例えば、休校中の朝の過ごし方で取り入れやすいのは音読を10分間する・読書をする・漢字練習をする・計算をするなど単純なものなら小学1年生からでもやりやすいと思います。
休校中に勉強の遅れがないように生活習慣の見直しをして無理ない習慣をつけましょう。
1日のルールをざっくり決めておく
休校中の過ごし方で気をつけたいのが、毎日のルールです。
どういうことかというと今日勉強する時間や課題の範囲・ゲーム時間は1時間・お手伝いは何をやる・そのほかは自由時間など。
これはざっくりしたものでいいと思います。
うちは本当にざっくりしたルールで毎日過ごしているので、そこまでうるさく言いません。
これだけでも親子のストレスの溜まり方は違う!
あまりガチガチにルール化しておくとやらなくなります。
逆に約束をしておかないとやりたい放題になる危険性も。
結果として、「休校中は勉強しないで好きなことだけやっていいんだ」と思ってしまいます。
早めに休校中の過ごし方をざっくり決めておくと親も口出しする必要がなくなるので、お互いにストレスなく過ごせるようになるでしょう。
勉強だけでなく楽しみもプラスで快適になる
休校中の過ごし方は工夫しないと本当にストレスがひどくなるので、勉強だけでなく楽しみもプラスしましょう!
勉強オンリーだと親子、兄弟・姉妹でケンカが絶えなくなります。
ちなみにうちも毎日ケンカ、いや1日に何回ケンカしているのよというくらいケンカしていました。
しかも、わたしもときどきケンカに巻き込まれる!
結構ツラいですよね。
夫も見かねて参戦するときもあるので、てんやわんやになります。
ケンカの原因はつまらなくて相手にちょっかいを出す・ちょっとした言動でイラッとしてケンカになる・タブレットの取り合い・人のものを勝手に使っているなど、くだらないことでケンカしているんですよね。
友達と遊べない・公園で遊んでいる声が聞こえてくるのも結構ストレスなのかもしれません。
自分は我慢しているのにと。
また、友人宅では親子ゲンカがひどすぎて子供のおもちゃ類をすべて捨てたとか。
ちょっと激しいですが、一日中家にいるのに片づけをしない・勉強をきちんとしない・起きる時間寝る時間が遅いので親もキレてしまったらしいです。
これはキツいですよね~。
うちもこうなりかねないな。
で、もう少し勉強や生活の仕方を見直した方がいいと思ったんです。
悩んだ結果、「みんなで楽しめることをやろう!」という結論に至りました。
楽しみもプラスして試した結果、ケンカが少し減りました。
完全にはなくなってはいませんけど、「お楽しみ」まではしっかり勉強してお互い干渉しないようになりました。
まあ、完璧じゃないですけどね。
子供に合った楽しみを作るとグッとストレスが少なくなります。
あと、親も巻き込んで楽しめればかまってもらえているとうれしくなるでしょう。
長期間の休校なんてなかなかない経験なので、この機会に親子の時間をゆっくり過ごそうと考えを変えてみてもいいですね。
ちなみにうちでやっているのは自作パズルを一緒に作る・漫画のイラストを一緒に描いたり切り絵にしてみる・カードゲームをする・運動を一緒にするなど、いろいろやっています。
子供がどんなことに興味があるのか、何がしたいのか一緒に話をしてみてくださいね。
小学1年生からできる休校中の勉強の仕方
休校中の過ごし方はどうやったらいいかわからないと悩んで、勉強もさせずに結構放置しちゃっているご家庭も聞きます。
親は仕事に出ているまたは自宅で仕事をしているから子供にかまっていられないという話も。
ただ、かまっていられないといってそのまま勉強もさせずに放置すると後々苦労するのはわかりますよね?
だからといって休校中の勉強の仕方をキッチリやらせるのも難しいのは親もツラいところです。
なので、休校中の勉強の仕方をざっくり決めておくと親子共々ラクですよ。
小学校1年生からでもできることなので、実践してみてください。
毎日の学習習慣をつけるだけでも小学1年生には十分
問題なのが入学したばかりの小学1年生の勉強についてですが、基本的に学習習慣が身につけばオッケーかなと思います。
入学式が終わってすぐに休校に入っていることがほとんどだと思いますから、教科書をもらっても勉強させるのはキツそうと思いますよね?
最初から長時間やらせようと思わないでください。
小学1年生は学校の宿題だけで十分ですし、それでも遅れると困るという場合は教科書を音読するだけでも勉強になります!
休校中はガッツリ勉強する過ごし方ではなく、1日1ページのドリルをする・1つ音読するなど簡単にすませましょう。
小学校で本格的に勉強が始まる前に嫌いになっても困りますし、小学1年生はそこまでハードルが高いものはないです。
ただし、文字が全く読めないという子はこの休校中にマスターしておくとラクだと思いますよ。
習うスピードが結構速いので、遅れを取らないためにもできることは少しずつこなしておきましょう。
文字が読めないと音読もできないですし、いろいろな宿題がこなせませんからね。
まずは最低限の課題を毎日少しだけやるという目標を立てておき、できたら「がんばったね!」「すごい上手に文字が書けているよ!」「うまく読めたね!」など褒めまくってください。
小さい子は褒められるとどんどんやりたくなるので、イマイチだなと思ってもいいところを見つけそこをとことん褒めましょう。
小学校から出されている宿題を確認
休校中は小学校から出されている宿題があると思うので、まずはそちらからやっつけちゃいましょう!
小学1年生から宿題を出されているところも多いので、まずは宿題から取り掛かるのがいいです。
宿題を全部出して休校になる期間が何日残っているのか確認し、日数で割っていきます。
出された宿題にいつやるのかそれぞれ日付を入れ、「これだけは絶対にやる」と決めておくと子供もわかりやすいです。
休校中の宿題は結構多いので意外とボリュームがあり、宿題をこなせば過ごし方に悩むということは少なくなると思います。
また、小学校から出された宿題をチェックすると子供たちの苦手な部分がわかってくるので親にもメリットがあるかもしれません。
ちなみにうちは下の子が都道府県の漢字が当て字でした~!
都道府県の位置はなんとな~くわかっていますが、漢字がめちゃくちゃ!
福島県を復島と書いていたりしてました。
息子の方も英語が相当苦手で最初の頃に戻っていました。
曜日からやり直さないといけない。
でも、宿題をこなしてチェックするだけで結構苦手部分がわかってよかったなと思いましたよ。
中学年から休校中にやった方がいい勉強の仕方
小学校1~2年生あたりまではそこまでガツガツ勉強せずにできるところをゆっくりやっていく、宿題をこなすのでいいと思います。
ただし、3年生からは無理のない程度でかまわないですが、ある程度勉強計画を立て休校中に学習をすすめた方がいいでしょう。
長い休みだからこそできることもあるので、以下の勉強の仕方を参考にしてください。
宿題がないなら通信教育や無料教材を使う
宿題が出ないという小学校は少ないと思いますが、大した量ではない場合は通信教育や無料教材を使って学力を維持する・その学期にやる課題をこなすことができます。
休校中は通信教育も割引になっている、一部無料で使える教材を出しているところがあるので活用してもいいでしょう。
ただ、通信教育の無料教材はあまり充実していないので休校中は通信教育を申し込んで学力維持するのも手ですね。
また、市区町村によっては独自のeラーニングを提供しているところがあるので、各学校・自治体に確認して取り組みましょう。
ちなみにうちの区のeラーニングはひたすらアウトプットのみの問題集といったところです。
なので、やはり通信教育でインプットできるものを受けた方がいいかなと継続しています。
また、一斉休校ということもありアクセスが集中してできないというケースが多発しているようです。
元々、通信教育をやっているところではないのでシステム的に負荷がかかりやすいのかもしれませんね。
通信教育として出しているところであれば、アクセスできないということは少ないと思います。
おすすめはZ会の通信教育。
タブレット学習と紙ベースの通信教育が選べます。
ただ、タブレット学習であれば何度でも繰り返せるのでメリットは大きいでしょう。
昔から定評のあるZ会なら受験を考えているお子さんがいて、休校が続くのが不安という場合でもやる価値があると思います。
資料請求するとサンプル問題も送られてきますよ。
ちなみにうちが資料請求したときはボリュームが多くてびっくりしたのを覚えています。
申し込みはこちらから>>Z会小学生向けコース。学年別「おためし教材」さしあげます!
まずは資料請求でお試し教材を使ってみて、合うかどうか取り組んでみてもいいでしょう。
Z会でも無料提供教材を公開しているので試してから検討してもいいのではないでしょうか?
中学年からは授業時間を参考に
休校中で時間が有り余っているからといって、小学校1年生や2年生はあまり勉強勉強といってもそこまでできません。
ただ、3~4年生などの中学年からはできるだけ授業時間を参考にすると1日の過ごし方のスケジュールも作りやすいです。
うちも含めて周りのママ達も実践しているのが、1日の勉強スケジュールをざっくり決めておくこと。
最初に決めておけば、1日の過ごし方もクドクド言わなくてすみます。
ちなみによく使われているのが時計型になっているスケジュール管理表。
テンプレであるので、ぜひ使ってみてください。
ちなみにうちは張り切りすぎて休校中の過ごし方のスケジュールを睡眠とご飯時間以外勉強タイムにしていました。
「えええええ!やれないでしょ!」とツッコみましたが、「やれる!」と言い張られました。w
まあ、全然できませんでしたけどね。
いろいろ試してみたんですが、授業時間を参考にするとやりやすいかもしれません。
1授業45分で休み時間を入れて、中休みもつけるようにしました。
また、国語・算数・理科・社会など、しっかりした勉強は午前中のうちにすませます。
お昼を食べると気分的にダラけるのと親が結構疲れてくるからです。
午後はゆる~くできるものを入れ、午前中だけ頑張るようにすると継続しやすくなりますよ。
苦手部分を隙間時間に取り組むと次学年が安心
小学校の宿題で苦手部分が浮き彫りになることが多いので、そこから潰していくようにすると勉強をすすめやすいです。
うちは下の子が地図の漢字・県庁所在地が苦手なので、見ながら書き込みを繰り返しています。
場所がイマイチわからないときは教科書についている地図帳を使ったり、タブレットで一緒に調べたりしています。
すでに書き込みをしてしまった!という場合は以下のプリントサイトでも印刷できるので使ってみてください。
また、上の子は英語が苦手なので繰り返しわたしと一緒に確認しています。
ただ、苦手部分を中心にやるといっても不得意なところばかりやっているとうんざりするんですよね。
隙間隙間に入れるよう意識して、だらけてきたなというタイミングで「じゃあ、ちょっと英語いっしょにやろっか!」と声掛けしています。
まずは口頭で確認すると簡単に覚えるので、単語を質問していきます。
慣れてきたら書く練習もするといいですよ。
こちらも英語の簡単な問題が用意されているので使ってみてください。
また、小学生の問題が簡単なら中学生の問題プリントもあるので使ってみてもいいでしょう。
親とできる勉強は意外とやってくれるので、苦手部分は自分だけでやらせず一緒に調べたり問題を出すと子供も楽しく勉強をすすめられます。
休校中は勉強だけだと飽きる!快適な過ごし方のコツ
長期間の休校中は勉強オンリーだとぶっちゃけ飽きちゃいますよね。
ストレスが溜まりやすくなるので、休校中の過ごし方は勉強は継続しつつ飽きない工夫が必要です。
うちでは国語・算数・理科・社会だけ勉強するのではなく、ほかの教科も織り交ぜて楽しい過ごし方を実践しています。
図工・家庭科・体育も取り入れる
ぶっちゃけ子供は勉強があんまり好きじゃないので、楽しめる教科も取り入れると喜びますよ。
うちは勉強したいものは歴史のみなので、うまく続けるために休校中のスケジュールに図工・家庭科・体育も取り入れていました。
親としてはつき合わなくちゃいけないので、ぶっちゃけ面倒です。
でも、勉強してくれなくなるのも困る・ストレスが溜まるのも困るということで実践してみました。
結果としては図工・家庭科・体育を入れてよかったです!
図工では自作パズルを作る・好きな漫画のイラストを描く・スクラッチアートをする・漫画の切り絵をやってみました。
自作パズルはダンボールに絵具・色鉛筆・クレヨンなどで絵を描いてからカッターやハサミで好きな形に切っていきます。
あとは組み合わせるのをみんなで考えてやるだけ。
自作パズルでも結構難しい。
完成までに意外と時間がかかる・夢中になれる・お手軽ということでやってよかったです。
漫画のイラストは息子がやりたいと言って夢中で描いていました。
わたしが元々絵を描くのが好きなので、教えてほしかったらしいです。
親子のコミュニケーションにもなりますし、じっくり何かに取り組む経験もできるので楽しかったと思います。
あと、前からたま~にやっていたのがスクラッチアート。
100円ショップでもネット通販でも簡単に手に入り、簡単に作れるので超おすすめです!
ただただ削っていくだけできれいな絵ができあがります。
ネットで販売されているものはそこそこ難しいので、まずは100円ショップのスクラッチアートを取り入れてみるのもいいでしょう。
一番難しかったのが切り絵。
わたしがやっていたのを見て「やりたい!」と言い出したのですが、結構難しいです。
ただ、手先が器用な子は結構ハマるかもしれません。
専用のカッターではなく普通のカッターの方が切りやすかったみたいです。
簡単なイラストならすぐにできあがるので、最初は単純なものを使うといいかもしれません。
後は絵具を使ってお絵描きしたりだまし絵を作ったりするのも面白いですよ。
ネタがなくなったときは自分がやりたいこと、Youtubeで面白いものがないか探してやらせていました。
こんな感じで図工を取り入れると勉強のメリハリにもなり、休校中も快適な過ごし方ができると思いますよ。
特に小学1年生なんかは詰め込む勉強ばかりだと飽きるので、工作類を取り入れると嫌にならないでしょう。
5年生になると家庭科が授業に入ってきますが、休校中の今だからこそ下の学年でも取り入れてください。
男女関係なく楽しく過ごせますよ。
例えば、料理をやらせてみたければ最初はスクランブルエッグの作り方を教えると朝ごはんも積極的に作ってくれます。
また、少し慣れてきたらお昼ご飯を一緒にその都度作ってみる・おやつを作ってみるといいですね。
ネタがなければクックパッドなどを見ると簡単な料理がたくさん掲載されています。
女の子は縫いものにハマりやすいので、ぬいぐるみやブックカバーなどを一緒に作っても楽しいですよ。
最後に体育ですが、これは本当に少ししかしていません!
例えば、親子でギッタンバッコンするとかベランダの手すりを持って立ったままの腕立て伏せをするとか。
ギッタンバッコンは結構楽しくなっちゃうみたいで、ずっとやっています。w
床に座って片方が足を広げ、片方が股間部分に足がいくようにします。
後は手をつないで後ろに倒れたり前に倒れたりして繰り返すだけです。
これが結構続くんですよね。
ベランダの手すりを持って立ったまま腕立て伏せをするのは日光浴もできるので一石二鳥。
ずっと家の中は体に悪いですが、外出自粛なので堂々と遊びに行くこともできません。
なので、ベランダを活用しています。
意外と子供二人で勝手にやるんですよね。
実験をしてみるのも学びに
理科はただ暗記するだけではありませんよね。
実験といういいものがあります!
休校中は時間がたっぷりあるので、たまには理科の勉強を実験に切り替えて学ぶのもいいですよ。
実験系はすぐにできるものが多く、Youtubeでも豊富にアップされています。
うちではアルミホイルに指紋をつけ、接着剤で指紋を浮き上がらせる実験をやってみました。
- アルミホイルに指紋をしっかりつけます。
- 密閉容器にアルミホイルを入れてください。
- 接着剤をペットボトルの蓋に垂らし一緒に密閉容器に入れ、蓋をしっかり閉めます。
- しばらくすると指紋が浮き上がってきます。
おもしろいくらい浮き上がってきますよ!
以前、Youtube動画でアイシャドウを使う指紋採取のやり方を試したんですが、イマイチうまくいかなかったんですよね。
でも、このやり方はくっきり出ます!
かなり簡単なものなので、試してみてくださいね。
そのほかにも実験系はたくさんあるので、毎日でなくても定期的に入れてあげると盛り上がりますよ。
ダラけられる読書や音読なら負担が少ないけど頭に残る
休校中の勉強をガッツリやらせようとしても飽きるので、ダラダラできる読書や音読も入れちゃいましょう!
たまにはゆる~くできる勉強も間に入れた方が継続しやすいですよ。
休校中は簡単な勉強をする日も設け、ゆる~い過ごし方をしてもいいでしょう。
うちではたまに読書や音読だけする日もあり、「ちょっとだらける日」を設けています。
音読は意外と記憶に残りやすいので取り入れてほしいです。
勉強という感覚があまりないのに、意外と暗記できています。
もし、子供が「勉強したくなーい!」と言い出したら「じゃあ、たまには本を読んだりしてすごそっか!」と提案してみてください。
教科書や本を読むくらいならいいかあ~となると思います。
勉強系のものを読むのが嫌なら普通の物語本を読んでもいいでしょう。
想像力も養えるので無駄にはなりません。
また、朗読を聞くのもいいですよ。
集中力がつきますし勉強ではないので、意外とよく聞いていていろいろな物語を聞きたがります。
ダラダラしつつも本を読んだり朗読を聞いたりしていれば、必ず何か身につくと思います。
リラックスしながらできることを取り入れてください。
勉強+αの過ごし方を活用してよかったこと
休校中にガッツリした勉強+αの過ごし方を実践してよかったことは主に4つあります。
これがベストな過ごし方とは言い切れませんが、休校中に実践してみると子供との関係や勉強の仕方がスムーズにいくと思いました。
ちょっとした工夫で休校中の毎日の過ごし方がグッと快適になります。
1日があっという間になる
毎日のスケジュールをある程度決めておく、お楽しみの教科を取り入れると1日があっという間に過ぎます。
長期間の休校が続くと聞いてうんざりでしたが、意外と楽しく過ごせていたのはよかったと思います。
ただ、これだけですべての子供がケンカもなく楽しく過ごせる保証はできないので都度工夫が必要かなと思いました。
また、しばらくするとマンネリ化しちゃうので定期的にやることを変えてもいいかもしれません。
ストレスをうまく解消
休校中の過ごし方で一番重要なのがストレスをどうするかでした。
でも、勉強ばかりでなく図工・家庭科・体育を取り入れたことでストレスは少しずつ発散できたようです。
ずっと家の中に引きこもりは外が大好きな子供たちにとって結構ツラかったみたい。
でも図工・家庭科・体育などを取り入れたことで、お楽しみが増え快適な過ごし方ができました。
何をしたらいいかわからないという場合は上記で紹介したものを試してみてくださいね。
まだやったことがないものがあれば、結構楽しめますよ!
ストレスをうまく発散できないと勉強もやる気が出ないしすすまないので、憂鬱になってきたら一旦ガッツリした勉強はお休み!としたら結構はかどりました。
やはり親のやり方次第で子供たちも変わってくれますね。
なかなか難しいですし親だって長い休校となればストレスが溜まりやすいです。
だからこそ、親子で工夫が必要だなと思いました。
つまらない時間が楽しい期間に変えられる
子供は勉強ってつまらないしずっと家で過ごすのは飽きますが、ちょっとした工夫で楽しい時間に変えられると思いました。
ただ、親子でいろいろ考えて休校中の過ごし方を工夫したら「意外と家で楽しめる」と思えたみたいです。
休校前は17時まで二人とも帰ってきたことなかったので、どうなることかと思っていました。
でも、家で楽しくできることを見つけてからは少し外に連れ出して新鮮な空気を吸わせようと思っても「自粛だから待っているよ」と言ってます。w
確かに自粛だけど人がいないところを通る、早い時間にちょこっとだけ出るのはいいのではとツッコみたくなるくらい引きこもりになりましたよ。
小学校始まってからどうするんだろうと今から不安です。
苦手なところを潰す機会になった
一番よかったのは苦手な部分が明確になって繰り返し練習することができたことですね。
普段だと小学校から帰ってから遊びに行ってしまうことが多く、17時に帰ってから宿題・勉強・お風呂・ご飯とバタバタしてしまっていました。
でも、休校中なので勉強の仕方は基本的に自由。
苦手なところを中心に潰していく、隙間時間にやってみるということが1日かけてできます。
だからこそ、徐々に苦手部分を潰していけたんです。
なかなかない長期の休校を活用していけば苦手部分はグッと減ると思いました。
休校中の過ごし方はどうしたらいいのかわからないと思う人は多いでしょう。
特に勉強はどのようにスケジューリングすれば、子供が嫌がらず・ケンカにならずやってくれるのか悩むところです。
子供たちもやらなくてはいけないとは思っていても勉強はそんなにやりたいものではありません。
だからこそ、親子で休校中の過ごし方を工夫しないと勉強が続かないんです。
上記の過ごし方を参考に改善してみてくださいね!