暗記のコツを知っていると理科は高学年で難しくなっても得意教科になります。
でも、理科は覚えることが多いので、暗記のコツを知らずに学年が上がるとどんどん不得意な教科になってしまう子も多いです。
6年生になると中学受験に本腰を入れる子も多く、「覚えられない!」と焦る子もいます。
しかし、暗記のコツさえ知っていれば、ギリギリに理科の内容が記憶できないと困ることも減るでしょう。
実際にうちの小学生兄妹は以下の暗記のコツを掴んで理科が得意になりました。
早いうちに暗記のコツをマスターしておけば、理科を勉強するのが楽しくなりますよ。
暗記のコツを知らないと理科が不得意教科になる?
暗記のコツさえ知っていれば理科は得意科目になるはずなのに、覚え方を知らないばかりに不得意教科になる子が結構います。
理科は記憶しなくちゃいけないことが多いので、面倒くさいと思いあまり好きじゃない…ということになるのかもしれないです。
でも、小学3年生の頃までは理科って覚えることもそんなにないので、苦手意識を持つ子は少ないと思います。
それが4年生・5年生と学年が上がるにつれ、だんだん嫌になってしまうんです。
理科は徐々に覚えることが増えるので、暗記のコツを知らないと結構ツラくなるのでしょう。
まあ、なんでも学んでいくと徐々に難しくなるし仕方ない部分はありますよね。
でも、暗記のコツを知らないで理科を避けていては中学になってからもますます困るのは目に見えています。
先を考えると暗記のコツを早いうちにマスターして理科への苦手意識を取り除きたいですよね。
最初は楽しくても覚えることが増えて理科が不得意に
最初の頃は理科は覚える教科というよりも楽しむ勉強という感じです。
実際にうちの子供たちは小学3年生の頃、覚えることが少なかったので「理科は大好き!」といっていました。
テストでも100点を取っていたので、得意教科だなとわたしも放置しちゃったんですよね。
小学校の授業参観でも積極的に手を挙げて答えていました。
でも、学年が上がるにつれ授業で手を挙げる回数も減り先生が「だれかわかる人~」と答えを求めると下を向いたりそっぽ向いたり、とにかくごまかしているのがありありでした。
理科が嫌いというわけではなかったですが、得意教科とは言えません。
むしろ、理科は不得意教科になっちゃったんです。
これは早めに何とかしないとまずいなと思いましたね。
暗記のコツをマスターして理科を得意な教科に戻したいなと感じました。
小学生なのにテスト前だけ勉強が癖に
理科のテストは小学生のうちはそこまで難しくないですが、友人の子はすでにテスト前だけ勉強するなんて技をマスターしていましたw
でも、こんなこと小学生のうちからやられるのはちょっと困ると悩んでいたのを聞きました。
確かにテスト直前に勉強することはいいことですが、短期記憶ですぐに忘れてしまいます。
これでは勉強してもあまり身につかなくて、また同じ勉強を繰り返さなくてはいけないです。
どうせならしっかり身につけて、テスト前に焦って勉強するなんてことをやめてほしいなと思いますよね~。
うちもそのうちやりかねない状況だなと焦りを感じました。
暗記のコツを知っていれば、テスト前に一夜漬けで覚える必要はないですよね。
理科のインプットは超カンタン!暗記のコツをおさえよう
暗記のコツを掴めば理科は意外と点数を取れる教科です。
でも、理科は徐々に覚えることが増えるのでとにかく暗記のコツを知っているのと知らないのとでは負荷が変わります。
小学生のうちは特に中学よりも覚えることが少ないので、小さいうちから暗記のコツを掴んで理科を得意な教科にしてほしいと思いました。
でも、簡単な方法じゃなくてはぶっちゃけ小学生がやるはずがないですよね。
なので、子供でも飽きないものを取り入れてみました。
NHKのテレビ・動画を活用
理科はNHKのテレビで放映されているものを活用すると子供は楽しめます。
ぶっちゃけ教科書だけ読んで覚えるなんて面倒ですよね。
一度苦手意識がついていると勉強したがらない…。
それならテレビを活用した方がいいです。
NHKは教育番組なのでテレビといえども、悪影響とは言えませんよね。
なかなかテレビで見られないという場合は、NHKの理科のページを見ると短い時間の動画がたくさん掲載されています。
実際に動画で見るとついつい見入ってしまうので、意外と興味を持って楽しく勉強できると思いますよ。
簡単な実験などをやってみる
子供が一番興味を持ちやすいのは実験なので、実際にやってみるといいですよ。
確かに親はいちいちつき合うのは面倒くさいかもしれません。
でも、一緒に理科の実験をすると「あのときやった実験だな!」と思い出しやすいです。
理想は実験クラブなどで学ぶと先生から直接教えてもらえるのでおすすめですが、こういった教室はぶっちゃけ高い!
なので、簡単なものを自宅でやってみるのがいいですよ。
うちは自粛中・休校中・夏休みなど時間がたっぷりあるタイミングを使って理科の実験をしています。
親がなかなかつき合えないなら、安い顕微鏡を買ってもいいでしょう。
うちも安い顕微鏡を買って葉っぱ・花・野菜などをカットしたものを見て、絵を描いて観察しています。
「うわ~、なんかちょっとキモイ~」と言いながら、楽しんでいろんな種類の植物・野菜を見ていました。
これなら結構面白いのに簡単でやりやすいですよ。
実際に使っていた顕微鏡は以下のものなので、参考にしてくださいね。
レイメイ藤井 顕微鏡 ハンディ顕微鏡 ZOOM 観察セット 60倍~120倍RXTG2
また、塩水アートというものをテレビでやっていたので、実際に図工の延長でやってみたりもしました。
これはちょっと危ないので親も一緒にやらないといけないんですが、塩水を作って黒が用紙や黒いアルミホイルに塩水で絵を描いて火であぶるだけです。
うちは怖いので100円ショップで売られている黒いアルミホイルを使ってやりました。
子供だけでは絶対にやらせないでくださいね。
塩水アートは理科の勉強というよりも遊び感覚が多いので、子供は食いついてくれます。
そのほかにもYouTubeでも簡単な実験がいろいろ紹介されているので、子供が興味のあるものをチョイスしてやってみてもいいでしょう。
とにかく子供が楽しめる実験を試してみるのがおすすめです。
理科の暗記のコツは実際に体験してみるのが一番早いし、好きになるきっかけになります。
好きな教科ならなかなか覚えられないものでも、興味を持って取り組めますよね。
ますは理科自体に興味を持たせるのが暗記のコツです。
理科も語呂合わせや歌があるからフル活用
理科は覚えることが多いので、暗記のコツは語呂合わせや歌を活用すると覚えやすくなります。
「語呂合わせなんて中学生からじゃないの?」と思いますが、中学受験も多くなっている今はYouTubeで語呂合わせや歌もたくさん見つかります。
苦手な部分だけでも、YouTubeの語呂合わせ・歌を活用すると覚えやすくなるでしょう。
覚えるのが苦痛な子は一時的に理科の知識をつけても、すぐに忘れてしまうこともあります。
それなら楽しく簡単に覚えられる語呂合わせや歌を活用しちゃいましょう!
暗記のコツは苦手意識を少しでもつけない、楽しくやることです。
ほかにもたくさん替え歌や語呂合わせの動画があるので調べてみてくださいね。
暗記のコツは音読がキモ
ぶっちゃけ楽しんでいるだけで理科の内容をすべて網羅できるのが理想です。
ですが、さすがにそんな簡単なことじゃありません。
理科の暗記のコツは音読を繰り返すこと。
ほかの教科でも共通することですが、とにかく目で見て繰り返し声に出して耳で聞くことが大事です。
目で見て紙に書くだけではなかなか覚えませんが、音読するとグッと覚えられる確率が高くなります。
実際にうちの子供たちは覚えられない部分はとにかく理科の教科書を音読させています。
「そんなことで覚えられるの~?」と思いますが、騙されたと思って1ヶ月くらいやってみてください。
いや、1週間でもいいです。
思った以上に覚えられるのでびっくりすると思いますよ。
最低でも10回は繰り返した方がいいです。
最初は全体を掴む・徐々に細かい部分を覚えていくイメージでとらえると良いでしょう。
ただし、音読だけでなくNHKのテレビや動画を活用しつつ音読していくのがおすすめです。
頭の中でイメージしやすく想像しながら音読できると覚えやすいと思います。
音読だけにこだわるのではなく、動画なども組み合わせるのが理科の暗記のコツです。
暗記のコツはアウトプットをたくさんする 理科のテストを繰り返そう
理科のアウトプットをすることで覚えやすくなりますし、わかっていないところも明確化できます。
暗記のコツはインプットばかりではなくアウトプットも必ず行うコト。
とにかくたくさん覚えることに重点を置けばいいと思っている人が多いですが、アウトプットもたくさんしてください。
アウトプットの方法は音読の後にテストをすること。
すぐにテストすると印象に残りやすいのでやってみてください。
音読の後にすぐ口頭で質問する、定期的に記述テストをするのが好ましいです。
最初は音読後に読んだ部分から簡単な問題を出します。
このときはちょっとしか答えられないかもしれません。
でも、何度も繰り返し読んでいるうちに答えられる問題が増えます。
また、定期的に記述テストをするのもおすすめです。
これは漢字が書けない・そのせいで減点されることを防止するためと良質な問題を繰り返し解くことで頭に残りやすいから。
口頭で答えられるからといって、テストでしっかり解けるとは限りません。
問題になっているものを解くことでグッとテスト慣れしますし、徐々にできる数が増えます。
最初のうちは解ける問題が少ないと思うので、パッと解けない問題は解答をチェックして音読しましょう!
内容理解が深まるのでやってみてくださいね。
理科の暗記のコツは繰り返しやることです。
理科に興味を持てば得意に!自分で調べるのも暗記のコツ
上記の暗記のコツを実践していると自分で気になったことを調べたくなります。
子供によってはそこまでしないかもしれませんが、親が質問すると「ちょっと待ってて」といって調べてくれるんです。
ちょっと刺激してあげるか、自分で調べなかったら一緒に図鑑を見てあげてもいいでしょう。
特に自分から興味を持って調べたものは頭に残りやすいので、促してあげるといいと思いますよ。
自宅に図鑑がなければ図書館で借りてくる・本屋やBOOKOFFなどを利用する・ネットで調べるといいですよ。
暗記のコツをおさえて理科を勉強した結果
理科の暗記のコツを実践して繰り返し勉強した結果、うちの子供たちはいい変化がありました。
高学年になってから「理科が難しい~!」と言っていたんですが、だんだん苦手意識が薄れていったんです。
特に顕著に表れたのが以下の3つでした。
理科を得意にしたいなら暗記のコツをマスターした方がいいですね。
理科の実験をしたがるように変化
理科の暗記のコツを繰り返し実践したところ、実験をしたがるようになりました。
いつもではないですが、時間ができると「これやってみたい!」と自分から言うようになったんです。
常につき合えるわけではありませんが、できるときは一緒にやってあげるようにしています。
単純な理科の実験なら30分も取られません。
小学生のうちは親子で理科の実験を楽しんでもいいですよね。
暗記のコツを実践すると苦手意識も徐々に薄れていくんだなと思いました。
3年生の頃のように理科が好きになった
理科がスタートするのは3年生からなので、最初のうちは楽しく学べるものばかりです。
小学校3年生の頃は理科が楽しくて仕方なかったですが、徐々にその気持ちは薄れていました。
でも、理科の暗記のコツを実践してから苦手意識がなくなり、また理科が好きになっていきました。
自分から興味を示し「これどういうことだろう?」「ちょっと調べたいから図書館で図鑑借りてくる!」「気になることがあるからネットで調べてもいい?」など、行動するようになったんです。
自分でも行動できるようになるのは嬉しいことですよね。
理科の暗記のコツは簡単なものばかりなので、やってよかったと思いました。
理科の知識が増えて自信が出た
自分でもいろいろ調べるようになってから理科の知識が増え、自信が出たように思いました。
実際に自分で調べたり興味を持って学んだことは頭に残りやすいですよね?
最初は知らないことが多くて自信がありませんでしたが、徐々に親が知らないことも「自分は知っている!」と自信が出てきました。
理科の知識に自信が持てれば、学校の授業でも積極的に参加できる・自分の知っていることを教えたくなります。
暗記のコツを実践するだけで、理科が得意になってくれるのは親としてはうれしいですよね。
テストで頻繁に100点が取れるようになった
理科の暗記のコツをマスターしてからはテストでも100点を連発して取れるようになりました。
学年が上がるにつれ苦手意識が強くなった理科の点数は一時70点くらいが当たり前だったんですが、100点を取れるようになってよかった!と思いました。
まあ、いつもではないですが、点数を落とすときも凡ミス程度で「あ!勘違いしてた!」と問題文を読み間違えたり思い込んでたりとそこまで深刻な間違い方ではなかったです。
暗記のコツを掴んだだけでこれだけ変わってくれたのはうれしかったですね。
カンタンな方法なのでやらないのは損!知らないのは損!だと思います。
理科は暗記のコツさえ掴んでおけば、楽しく学べる教科です。
でも、理科は学年が上がるにつれ覚えることが増えていき、高学年になると苦手意識が出る子が多くなることも。
だからこそ、早めに暗記のコツを掴んでおき、苦手意識がつかないようにした方がいいんです。
カンタンなやり方なので習慣化していってくださいね。