小学生の宿題が終わらない!量が多いときは先生に相談 Photo by Jerry Wang on Unsplash
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小学生の宿題をしない・終わらない子の原因は量が多いというケースがあります。

小学生が宿題をしない・終わらないのは学校や学年が大きく関わる場合もあるので、親がチェックしていかないと後々つらいことになるでしょう。

うちには小学生の兄と妹がおり、宿題をしない・終わらないのは量が多かったせいという時期がありました。

その後、わたしが先生に働きかけたことで、宿題をしない・終わらないことがなくなりました。

そこで今回は実際にわたしが経験したことを元に解説していきます。

 

小学生が宿題しない・終わらないのは量が多い!先生に相談前にやるべきこと

小学生が宿題しない・終わらないのは量が多いケースもあります。

学校や学年によって小学生の宿題は量が多いということもありえるでしょう。

うちの子たちの学年は宿題が他の学年の子よりもなぜか量が多かったので、ちょっと悩みました。

他の学年の子の親御さんに宿題の量を聞いたところ、全然違ったのでびっくりでした。

もしかしたら全体的に授業についていけていない小学生が多く、復習の意味で宿題の量が多かったのかもしれません。

ただムリをさせればいいというわけではないので小学生なのに宿題しないほど量が多い場合、先生に相談する前に以下のことを確認しましょう。

①小学生がやるべき宿題の量か親が確認

小学生が勉強する時間は大まかに言って、学年×10分と言われています。

これに家庭学習の時間を加える感じですね。

なので、1年生のときは1年生×10分=10分になり宿題はこれくらいで終わるのが理想です。

要領が悪くて遅くなったとしても、20~30分で終了するべきでしょう。

小学生が宿題しない、終わらないのは上記の時間内に終わらないほど量が多いせいかもしれません。

うちの子の場合、宿題の量が多いのと要領も悪かったので1年生で1時間以上かかっていました。

出ていた宿題の量は以下の通りです。

    • 毎日漢字練習2~3文字(対象の漢字を書く、書き順を書く、使い方を書くなど)
    • 毎日計算プリント1枚(結構ぎっしり)
    • 国語の教科書の音読3回

できる子は恐らく20~30分くらいで終わるのでしょう。

ですが、うちの子はとにかく時間がかかるので泣いていました。

小学生なのに宿題が終わらないほど量が多いと感じたら、先生に相談することも検討してください。

②宿題でわからないところが多いのか見てみる

小学生が宿題しない・終わらない場合、親が一緒に見てあげると量が多くてもこなせることもあります。

小学生によっては宿題が終わらない原因はがんばっているのに、内容を理解していないせいで問題が解けないというケースもあるからです。

うちの子はこのケースに当てはまりました。

最初のうちは宿題が終わらなかったのですが、量が多くても理解したことで徐々に終わるようになりました。

③宿題をやるペースが遅い

上記の通り、うちの子は宿題をやるペースが遅かったです。

問題文を読むのが遅い・理解が遅い・解くのが遅いので、とにかく時間がかかりました。

そのせいで宿題をしないようになったのかもしれませんね。

小学生の低学年あたりは勉強のペースが遅い子も多く、宿題が終わらないこともありえるので量を調節してもらうことも検討してください。

④勉強が嫌いだからできていない

勉強がそもそも好きじゃないという場合、小学生は宿題をしないという子は多いです。

宿題自体はそこまで量が多くなくてもやらないでしょう。

うちの子の友だちでもこのパターンの小学生はいます。

    • 勉強を長時間やらなきゃいけない。
    • 怒られてばかりいると嫌いになる。
    • 逆に何も言われず勉強しなかったことで分からなくなって嫌いになった。

大人でも上記のようなことがあれば勉強が嫌いになりますよね。

小学生が宿題をしないなら、環境から変えてあげることで量が多くても取り組むようになるでしょう。

⑤宿題が終わらない理由を聞いてみる

上記のことにも当てはまらない場合はなぜ宿題をしたくないのか終わらないのか、子供に聞いてみるのも良いでしょう。

周りに宿題をしない子が多くてもあまり怒られない、宿題をやる意義がわからないという理由でしない子もいます。

小学生が宿題しない・終わらないのは量が多いから!先生に相談が〇【注意点も紹介】

小学生が宿題をしない・終わらない原因が明らかに量が多いせい、やるのが遅くて量が多いと感じる場合は早めに先生へ相談したほうが良いです。

ただし先生へ相談するときも注意したほうが良いこと、やった方が良いことがあるので紹介します。

①小学生が宿題しない・終わらないのは量が多いから!クレームを付けない

小学生が宿題しないのは「宿題の量が多すぎるからだ!」といきなりクレームをつけるのはよくないです。

先生にいきなりクレームをつけるのは先生との関係を悪くするため、子供も学校でのびのび過ごせなくなります。

いきなりクレームをつける親御さんって意外と結構多いんですが、やりたい放題になる子もいますし気を使う子もいます。

わたしの周りにもすぐにクレームをつける親御さんがいます。

しかし子供の立場や今後のことを考えるとクレームではなく、あくまで相談という形で進めた方が良い関係を継続できます。

②宿題が終わらないのでどうすればいいかアドバイスをもらう

先生にはまず「宿題が終わらないので、どうすればいいでしょうか?」と早めに相談してみましょう。

うちは周りの子はみんな終わらせていっているから頑張らせた方が良いかなと思い、親がガッツリ見て終わらせていました。

しかし、毎日出る宿題の量がうちの子にとっては多かったため子供がストレスになっているように感じたんです。

ダメ元で先生に相談したところ、「できるところまでで良いですよ。ムリはしないように」と言っていただけました。

小学生によっては宿題が終わらないほど量が多いと感じ、できる子にとっては少ないと感じるようです。

なので先生もサボるというスタンスではなく一生懸命がんばった結果、小学生が宿題が全部終わらないのはOKということでした。

ただ小学生の性格によっては宿題が終わらないと怒られるかもと感じ、量が多くても無理をする子もいるでしょう。

そのときは「先生と話をしているから宿題が終わらなくても大丈夫」と話してあげてください。

③小学生が宿題しない・終わらないなら相談!量を考えるきっかけに

先生と学校での勉強の様子をこまめに話すのも大事です。

学校の授業でついていけていない場合は、家庭学習でサポートする必要があります。

ただし、宿題が元々多いと子供は負担に感じるかもしれません。

小学生が宿題しない・終わらないのを解消するために親がやるべきこと

小学生が宿題しない、終わらないのは量が多いからといつまでも甘えているのはよくありません。

小学生の宿題が終わらないのを解消するためには親の努力も必要です。

最初のうちにしっかり対策しておけば、意外と高学年になったときに楽になります。

現在6年生のお兄ちゃんは何も言わなくても全部やってくれ、わからないところや相談したいところも自分で話しに来てくれるからです。

以下のことを気を付けてやっていくと効果的でしょう。

①一緒に勉強する【リビングで一緒にやってみる】

そもそも、小学校低学年のうちは一人で宿題を終わらせたり勉強するのが不安です。

うちは5年生の初めころまで、宿題や勉強をガッツリ見ていました。

勉強でついていけないところがあると宿題が終わらない、量が多くてつらいとなります。

宿題が終わらないのを解消するためには親も一緒に勉強をしてみるのが良いです。

低学年のうちはわからないところを都度教えてあげるようにしましょう。

また4~5年生くらいになると問題が難しくなって、親も自分で解かないと教えられないということがあります。

そのときは一緒に解いて教えてあげるのがおすすめ。

6年生あたりになると塾で教えてもらえるからとなるかもしれません。

そのときは親も自分の勉強をしていると子供がやる気になります。

②勉強嫌いにならないためにも無理をさせすぎない!

小学生が宿題をしないからとムリにやらせすぎると量が少なくても勉強嫌いになります。

最初のうちは他の子もきちんと終わらせているんだから、集団生活を乱さないように合わせなくては!と思っていました。

でも、そんなことで無理させることはないんですよね。

先生も宿題を無理やり終わらせる必要はないと言ってたので量が多くなくてもOK。

あと従姉妹の旦那さんが小学校の先生だったんですが、宿題が終わらないから量を調節してほしいと相談してもらうのは全然ありだそうです。

従姉妹の旦那さんいわく、クラス全員がちょうど良い宿題の量は難しいそう。

少ないと感じる小学生もいれば多いと感じる子もいるので、宿題が終わらない量だと感じるなら相談してもらったほうがいいとのことでした。

無理のない学習ペースで徐々に追いつけるようにしてあげてください。

ただし、宿題の量が少なすぎるというのはなしなので注意しましょう。

③宿題する時間を決めておく

宿題をする時間を決めておかないと延々に嫌な時間が続くと感じて、なかなか宿題が終わりません。

時間が決まっていればその時間だけ集中すれば良いと思えるので、時間を固定してしまうのもひとつの手です。

時間の固定は宿題のみでOK。

他の勉強は子供の性格によって、量で決めた方が良い場合もあります。

とにかく宿題だけはこの時間内で終わらせる、それでおしまいとしましょう。

また、時間はアラームなどを使って終わらせると良いです。

うちでは小さいアラームを活用してメリハリをつけています。

④最初のうちはご褒美もあり【思った以上に頑張ることも】

小学生によってはなかなか宿題しないこともあるので、状況によっては量が減っていたとしてもご褒美を設けてあげるのも〇。

    • 宿題が終わったら、好きなおやつを食べよっか!
    • 宿題が終わったら、一緒に遊ぼう。
    • 宿題が終わったら、ゲームができるよ。

などなど、なんでもいいです。

辛いことを克服しようとしているので、それもありかなと思います。

うちも最初のうちはご褒美をあげるようにしてました。

習慣化してくるとご褒美がなくても、宿題+家庭学習をするのは当たり前になります。

なので、宿題を終わらせられるようになるまではちょっとしたご褒美をあげても良いでしょう。

⑤休みにわからないところを潰す!量が多いと感じなくなるように

宿題を終わらせることもできないほど量が多いと感じる小学生は学校が休みのタイミングで、わからないところを潰しておくのがおすすめです。

宿題の量が多いと感じるのはわからないところが多いせいもあるのでフル活用しましょう。

一度に無理やりやると子供が嫌になります。

土日祝日・夏休み・冬休み・春休みに小分けにして復習を進めるのが良いでしょう。

間にお出かけしたり博物館などに行って、学習の仕方を変えるのも良いです。

体験して学ぶ方が覚えやすいので宿題すら終わらせられない、しない小学生にはおすすめ。

いろいろなところから知識を増やすことで自信にもつながり「自分は馬鹿じゃない」「自分でもわかる」「できるんだ」と思えます。

そうすることで、宿題や勉強を頑張ろうという気持ちになるでしょう。

⑥徐々に宿題をこなす量を戻していく

無理のない程度、宿題をこなしていくと子供も精神的に楽になります。

1つの問題を間違えずにできるようになるため、だんだんとこなせる量も増えてくるんです。

少しずつでいいので、先生と相談しながら宿題を終わらせる量をムリなく増やしましょう。

小学生が宿題しない・終わらないときにやってはいけないこと

小学生お子さんが宿題しない、終わらせられないと親は以下のことをついついやってしまいます。

私も結構やりがちなので、気を付けるようにしました。

①頭ごなしに怒らない

宿題しない、終わらないときは量なんか関係ない!と頭ごなしに怒りがちの親は多いです。

わたしは昔は宿題は終わらせられる分量を出しているはずと思って怒りがちでした。

勉強についていけていない、ゆっくり考えるタイプだととにかく遅いのは仕方ないんです。

頭ごなしに怒ると余計焦って遅くなるという悪循環に陥ります。

なので、頭ごなしに怒るのは避けてください。

そんなときは一緒に解いてあげる、休憩を挟んであげるなどの工夫をしましょう。

②最初から放置しっぱなしにしない【見守りもあり】

宿題しない・終わらないからといって、早い段階で放置するのはやめてください。

どんどん宿題、勉強をしない子になります。

ただし、親が工夫してあげる必要があります。

でも勉強についていけていない、量が多いというわけではない場合はその子の問題です。

そのときはある程度、親は放置という形で見守るのもありかなと思います。

どのように放置するかは以下の記事を参考にしてください。

③子供の話を聞かない

小学生が宿題しない、終わらないのは子供がどうしていいかわからなくなっていることもあります。

自分で解決できない小学生も多いので、親が話を聞いてあげないと悪循環に陥ります。

宿題しないな・終わらないなと思ったら量が少なかったとしても、話を聞いてあげてください。

それだけでも子供は安心します。

 

上記の通り、小学生が宿題しない、終わらないのは量が多いからというケースは結構あります。

親が見ていて小学生の宿題の量が多いせいで終わらない、しないのかもと思ったらすぐに先生に相談したほうが良いです。

先生も全員を細かくみることができない場合もあるので、こちらから話した方が対策してもらえます。

小学生の宿題が多い場合は意外と量を減らしてもらえる、できるところまで頑張るのでOKですと言ってもらえるケースも。

なので、自宅で悩んでいないで先生へ相談してください。

親と先生の工夫次第である程度早い段階で改善できることが多いので、まずは上記のことを実践しましょう!

 

 

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